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ドル/円 強いとしか言いようがないが・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ドル/円 強いとしか言いようがないが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週末に出現した陽線で9月末の戻り高値を超えたことから、先週は上値追いの動きが期待されましたが、週初からぶっ飛び症状を見せました。週央にやや足踏みしましたが、週末にかけて再度上伸の動きを見せ、一気に114円台まで乗せての越週となっています。強いとしか言いようのない動きというのが妥当な表現ということになりましょうか。
移動平均線は、3本とも上昇しました。実体線と長期の移動平均線の乖離は3円86銭まで広がってきていて、この乖離幅は昨年3月以来の水準となっています。ボリンジャーバンドの幅も一気に広がってきていて、やや過熱感を感じさせる動きであるというのが客観的な評価でよいと思います。
今週は、強いチャート形成を見る限り、買い先行で臨みたいところではあるのですが、やはり、急激な上昇に伴い、実需のビッドが十分に付いて来ていない懸念を考慮に入れる必要があると思います。大きく買われるようであれば大きな下落も見られるでしょうし、大きく売られるようであれば、下げ止まりから急激な戻しも当然に予想されると思います。問答無用の空中戦が繰り広げられるような気がします。


その他 通貨ペア分析


■ ユーロ/円 売り方の買い戻しタイム終了に注意・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。ずっとドル円対比で出遅れていましたが、先週についてはかなり追い付いてきた可能性を感じさせます。しかし、ここまで連続して陽線が出現してしまうと、売り方は買い戻さざるを得ない状況となっていて、相場の腰の強さを表す「本当の買い」がどこまで入っているかというのは疑問だと思います。
今週は、チャートを見る限り、買い先行で臨まざるを得ないところですが、ドル円と同様、ゴムが伸びきった状態に近い印象は否めません。買いから入るにしても大きく伸びたところはしっかりと利食いを入れるべきでしょうし、下がったからといって安易な押し目買いは禁物でしょう。見た目以上に難しい相場付きで、極端な話、動いている局面だけリスクを取るようにするとよいような気がします。

■ ポンド/円 棒上げ症状につき、チャートは読みにくい・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の末時点で9月の戻り高値を終値ベースで更新していたこともあり、上伸が予想されていましたが、果たして連日にわたる陽線の出現で売り方は完全に降参、ショートカバーがショートカバーを巻き込む動きとなり、一気に157円台まで駆け上がってしまいました。週間を通じた上下の値幅も4円64銭ということで、久しぶりにポンド円らしいダイナミックな動きとなっています。
今週は、正直言ってどのように相場に対峙してよいか全くわかりません。先週の高値を超えてきたところは瞬間的には上伸のパワーが加わるだろうという予想は立ちますが、下側のリスクについては、下げ止まるかどうかも含めてマーケット参加者の全てが疑心暗鬼に陥りやすいと考えるべきだと思います。努めて動いている向きにリスクを取ること、損切りを早めに執行することで、とにかく損失の拡大を抑えるトレードに注力すべき局面と考えます。

■ オージー/円 チャートは強いが、落とし穴に注意・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。どの曜日も陽線の出現、週を通じた値幅も3円を超え、売り方が完全に粉砕、買い戻しに次ぐ買い戻しという一週間でした。ボリンジャーバンドの幅も一気に広がり、売り方が一気に買い戻した様子がチャートにも色濃く残っています。5月の高値(85円80銭)を超えると、3年半ぶりの円安水準ということになります。
今週は、他の対円の通貨ペアと同様、チャートを見る限り買い先行で臨まざるを得ないところですが、やはり、買い一辺倒でどこまでも・・・ということにはならないような気がします。レベル感とかそういった問題ではなく、マーケット参加者の全員が買いから入って全員が儲かるというシナリオに無理があると思うのです。もちろん、下がったところを押し目買いと称して買うのも賛同しかねますが、とにかくチャートが落ち着くのを待ちたい、そんな雰囲気を醸し出していると思います。

■ ユーロ/ドル 完全にカヤの外。独自の動きを待ちたい・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。対円の通貨ペアが華々しく花火を打ち上げたようなチャート形成になる一方でユーロドルは完全に蚊帳の外、「ドル円よりもユーロ円が伸びたことを反映して水曜日以降、ユーロドルもしっかりとした展開を見せるようになりました」という表現が妥当ではないでしょうか。その証拠に、ボリンジャーバンドの幅は対円の通貨ペアと一線を画しており、縮小傾向にあります。
今週は、というよりも、今週も様子を見るよりないような気がします。今はとにかく、対円の通貨ペアが主導権を握っていて、ユーロドルはドル円・ユーロ円の相対的な価値判断で価格形成が行われていると考えるのが妥当だからです。ユーロドルが独自の動きを見せ始めるとすれば、それは対円の通貨ペアが落ち着いた後だと思います。とりあえず、先週の安値割れを売りチャンスと考えてウォッチする程度でよいのではないでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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