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ドル/円:ドル強気。押し目買い方針継続。114.60~115.00ゾーンに強い抵抗あり。上抜けて越週すれば一段の上昇へ。

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ドル/円:ドル強気。押し目買い方針継続。114.60~115.00ゾーンに強い抵抗あり。上抜けて越週すれば一段の上昇へ。

直近の日足は前日足から若干上寄りした位置に小陽線が出ている。単体では上昇エネルギーの強いものではないが、9/22に付けた109.12を基点として下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、短期トレンドが強い状態を保っていることから、深い押しにもまだ繋がり難いと見られる。一方上値も、114.60-70,115.00-10に強い抵抗が控えており、このレベルからは上下動を繰り返す可能性も高いと見られる。しかし、新たな上昇トレンドに入ってからまだ日が浅く、短期トレンドが非常に強い状態にあることから、押し目を丁寧に拾って流れに付いて行く方針で。また、115円台で越週した場合や、115.70-80の抵抗を上抜けて終えた場合は上値余地が116.50~117.50まで一段と拡がり易くなる。逆に、可能性がまだ低いと見るが、日足が112.80以下で終えた場合は、上昇一服となり調整下げ局面に入る。この場合でも110~111円台の抵抗が厚く、109円割れで終えない限り、短期トレンドは“ドル弱気”に変化しない。日足の上値抵抗は114.60-70,115.00-10,115.70-80に、下値抵抗は、114.00-10,113.60-70,113.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は111.52,110.14,108.91に位置しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方週足を見ると、2週連続大陽線で終え、下値を急角度で切り上げている。トレンドが非常に強い状態にあることを示しているが、週足の上値抵抗が115.00-10に控えていることや、114.60-70に中期的な上値抵抗があることから、114.60~115.10ゾーンでは一旦押し戻される可能性も高いと見られる。しかし、トレンドがまだ強い状態を保っており、深い押しにも繋がり難く、暫くはドルの押し目買い方針継続としたい。このトレンドに入って4週間が経過しているが、日柄で見れば一つのトレンドは7~8週間継続する傾向が強いことから、少なくとも今後3~4週間は上昇トレンドが継続する可能性が高い。また、週足が115.00超えで越週した場合は、来週以降一段の上昇に繋がり易くなる。逆に、113円以下で越週した場合は、足元を固め直す動きが強まり易くなるが、この場合でも111.00±10銭に週足ベースで見た強い抵抗があり、これを割り込んで越週しない限り、下値余地も拡がり難い。短期トレンドは109.50割れで越週するか、日足が109円割れで終えない限り、大きく変化しない。今週の週足ベースで見た上値抵抗は114.60-70,115.00-10,115.50-60に、下値抵抗は113.00-10,112.20-30にある。31週、62週移動平均線は110.01と107.52に位置しており、中期トレンドは強い状態を保っている。 今週の戦略は、ドル買いは113.70-80で押し目買い。損切りは112.90で撤退。ドル売りはトレンドが強い状態にあるので、引き続き様子見か114.90-00まで引きつけて軽く試し売り程度に。損切りは115.20で浅めに撤退。 上値は、114.60-70,115.00-10,115.30-40,115.50-60、115.70-80に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。116.00超えを見た場合は次のターゲットは117.50~118.00となる。下値は、114.00-10に軽い抵抗が、113.60-70、113.30-40,113.00-10に強い抵抗があるが、トレンドが強い状態を保っており、ここまで押さない可能性が高いと見ている。但し、112.80以下で終えた場合はスピード調整の流れに入って111~112円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2021/02/11~2021/10/15(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/08/31~2021/10/15(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:一段の上昇の可能性。押し目買い方針で。

日足は7手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げている。既に7手連続陽線引けとなり、一旦押してもおかしくないところだが、トレンドが強い状態を維持していることから、深い押しも入り難いと見られる。また、134.10-20にある強い抵抗を実体ベースで上抜けた場合は、一段の上昇に繋がり易くなる。トレンドが変化して日が浅いことから、暫くは値ごろ感からの売りは控え、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。日足の上値抵抗は、132.80-90,133.50-60,133.80-90,134.10-20にある。全て上抜けて終えた場合は一段の上昇へ。下値抵抗は131.80-90,131.40-50,131.00-10にある。可能性が低いと見るが、130.50割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に変化する。さらに、129円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなる。 一方週足を見ると、寄り付き安値、高値圏で引ける大陽線の出現となった。この足が128~130円ゾーンを中心とする揉み合いを大きく上抜けた位置で終えており、新たな上昇トレンドに入った形となっている。この大陽線で大きな上昇エネルギーを吐き出したことから、今週は一呼吸置く可能性もあるが、新たなトレンドに入って日が浅いことから下値余地が限られ易く、一段の上昇に繋がる可能性がより高いと見られる。押し目買い方針で。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、133.20-30,134.10-20,136.30-40に、下値抵抗は、131.80-90,131.30-40,130.90-00にある。31週、62週移動平均線は130.71と128.16に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 今週の戦略は、132.20-30で押し目買い。下値余地を131.80近辺まで見ておく必要がある。損切りは131.40で一旦撤退。売りは今週いっぱい様子見か134.00-10で軽く売って134.30で浅めに撤退。 上値は、132.70-80に軽い抵抗が、132.80-90,133.10-20,133.50-60,133.80-90,134.10-20に強い抵抗があるがどこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。134.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けて終えた場合は135~136円台が視野に入ってくる。下値は、132.30-40に軽い抵抗が、132.00-10,131.80-90,131.50-60,131.30-40にやや強い抵抗が出来ており、トレンドが強い状態を保っていることから、ここまでの押しはまだ難しいと見ている。但し、可能性が低いと見るが、130.50割れを見た場合は調整下げ局面入りとなり、130.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも129円割れの越週か128.50割れで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しない。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/03/30~2021/10/15(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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