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FX「物価と中国動向を警戒」週間為替レポート ハロンズ ドル 2021年10月9日

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物価と中国動向を警戒

ドル円は底堅い展開。

世界的な供給抑制による商品価格高にあおられて米金利が上昇傾向を示すなか、ドル円は下値を切り上げる動きが先行し、週前半に111.78円レベルまで上昇幅を広げました。ドル売りに押され一度は111.20円前後まで押し戻されましたが、同水準からは底堅い雇用指標や押し目買いも手伝って111.80円アラウンドへ戻しました。

インフレ指標によっては・・・・。

来週は、米金融政策会合、米雇用統計など一連の重要イベントを通過して投資家の活性が落ちやすい時期ではありますが、米FOMC議事要旨、米インフレ指標と金融政策の今後を見通す上で着目されるイベントが続くため油断は禁物でしょう。特にインフレについてはピークアウトしたとの見方が一部に広がっていますが、ISM(全米供給管理協会)製造業・非製造業の結果を踏まえると、そう簡単にことが運ぶとも楽観できず物価に対する上昇圧力への不安は残ります。ISMの調査では、発注から納品までの時間を表す『入荷遅延』指数が製造業、非製造業ともに上昇傾向を示し原材料の確保や、人手不足をもとにした供給抑制が深刻化しつつある様子がうかがえています。この状況が川上だけではなく川下にも波及していることが示されれば、米金融当局へのタカ派な見方が広がり、米長期金利を押し上げるとともにドル高が加速するかもしれません。米金利動向には注意したいです。

中国不動産市場も忘れずに。

もっとも、金利上昇はしばしば株価の抑制要因に繋がるため、仮にドル高が進行してもドル円が継続的に下値を切り上げていくかは微妙です。また、FOMC議事要旨については、新たなヒントは示されないと考えますが、詳しい議論の様子から市場が思っている以上にタカ派に振れる危険もありこちらも要注意と考えます。加えて、国慶節の連休明けとなる中国市場の動向も気になるところ。先週は恒大問題が鳴りを潜めていましたが、ポスト恒大候補も徐々にネームが上がってきて、こちらの話題が活況を呈しても不思議はありません。中国の不動産市場の動向も引き続き警戒が怠れないです。これらの点を踏まえれば、ドル円が115円を目指して上伸していくような値動きを直ちに予想するのは身勝手な感じがして、上値は113円付近がいいところではないでしょうか。その上で、下値の底堅さも増している点も考慮すれば下押ししたところを丁寧に拾う戦法が無難と考えます。

ドル円は右肩上がりの形状維持。

日足一目均衡表で三役好転の状態が続いており、好調な地合いが継続しています。また、今年4月以降の上昇チャネルの流れにもしっかりと乗っており、上値をどこまで広げられるかがポイント。もっとも、現状の水準からチャネル上限の112.50円までが割と近いこともあって、上昇している時間は短いかもしれません。先週の押し目である111.20円付近や112円台に乗せた後の押し目である110.80円付近でサポートされれば、買いで追随していく形になりそうです。

予想レンジ:
USD/JPY:110.50-112.50

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ドル円-日足、出所;外為どっとコム「ネオチャート」

10/11 週のイベント:

10/12(火)08:50日本9月国内企業物価指数
10/13(水)08:50日本9月マネーストックM2
10/13(水)08:50日本8月機械受注
10/13(水)20:00米国MBA住宅ローン申請指数
10/13(水)21:30米国9月消費者物価指数(CPI)
10/13(水)21:30米国9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
10/13(水)03:00米国9月月次財政収支
10/13(水)03:00米国米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10/14(木)13:30日本8月鉱工業生産・確報値
10/14(木)13:30日本8月設備稼働率
10/14(木)21:30米国9月卸売物価指数(PPI)
10/14(木)21:30米国新規失業保険申請件数
10/14(木)21:30米国失業保険継続受給者数
10/15(金)13:30日本8月第三次産業活動指数
10/15(金)21:30米国10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
10/15(金)21:30米国9月小売売上高
10/15(金)21:30米国9月輸入物価指数
10/15(金)23:00米国8月企業在庫
10/15(金)23:00米国10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

(執筆:小野 直人)

一言コメント:

秋も深まりつつある今日この頃。山の幸が一段とおいしくなり酒の肴が増えますよね。コロナ慣れのせいもあって、私も秋鮭のように油がますます蓄積してきてます。運動の秋も忘れないようにしたいです。

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