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ドル/円 戻り高値超えを実現。買い先行で臨みたい。

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ドル/円 戻り高値超えを実現。買い先行で臨みたい。 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。9月下旬の連続陽線がチャート上に強烈な爪痕を残し、実体線が高い位置をキープしていただけに、いずれ上昇トレンドに復帰することが予想されていましたが、やはり・・・という感じで先週後半に陽線が連続して出現し、一気に戻り高値超えの動きを実現、112円台に乗せての越週となっています。
移動平均線は、3本とも上昇しました。実体線は3本の移動平均線の上側を先週火曜日の終値以降、概ねキープしていて、しかも戻り高値超えを実現していること、そして実体線と長期の移動平均線の乖離もようやく2円に乗せたばかりということで、その乖離幅は全く大きなものではありません。相場の「若さ」という点では特筆すべきものがあり、売り方の買い戻しがようやく始まったばかりと考えることができそうです。
今週は、買い先行で臨みたいところです。112円台に乗せてきたことで「高値警戒感」という言葉がちらつくと思いますが、2年半ぶりの円安水準ということで上昇トレンドに拍車がかかる可能性が高いと思います。MACDのダイバージェンシーの可能性も低く、ボリンジャーバンドの幅も広がってきていますので、ボラティリティを若干上げながら上値追いの動きを続ける可能性が高いのではないかと考えます。


その他 通貨ペア分析


■ ユーロ/円 金曜日の陽線で危機は脱したか・・・ 
先週は、水曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先週水曜日までは9月30日の陰線の影響を重く受け、下向きの圧力を常に感じさせる値動きとなっていました、先週金曜日の陽線の出現によって9月30日の陰線をようやくカバー、上方の霧が晴れたような形となっています。水曜日の下ヒゲに加えて、週末にかけて久しぶりに実体線が上向きの動きを見せたことで売り方の買い戻しが急がれた様子がチャートからも窺えます。
今週は、やや買い先行で臨みたい感じがしています。チャート的には9月末の戻り高値、その後には9月上旬の戻り高値が控えていますので、やや上値の重い展開が予想されますが、大きな下落リスクは既に払拭されたと考えるべきだと思います。MACDもゴールデンクロスを形成し、早くも上向きの動きを見せ始めていますので、過度に弱気になる必要はないのではないでしょうか。短期・中期の移動平均線のゴールデンクロスが予想されますので徐々に売り方が買い戻す展開に向かうような気がします。

■ ポンド/円 上向き基調は明確、買い先行スタンスを取るべき・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。ユーロ円と異なり、先週火曜日あたりから実体線が長期の移動平均線水準を超える日が目立ち始め、金曜日の陽線出現による戻り高値越えは予想通りといってよい展開かもしれません。時間の経過とともにチャートの改善が見られる点は売り方にとって脅威で、少しずつ買い戻しが持ち込まれていると考えるのが自然だと思います。
今週は、買い先行で臨みたいところです。先週末時点で、既に8月中旬以降の取引価格帯を下に眺めるような場所に実体線が位置していますし、下がれば売り方の買い戻しが持ち込まれ、上がっても売り方の買い戻しが持ち込まれる状況が予想されます。時間の経過は売り方にとって不利に作用する可能性が高く、いずれ中期・長期の移動平均線のゴールデンクロスも視野に入ってくるのではないでしょうか。大きく戻したからといって、過度に弱気になる必要はないと思います。

■ オージー/円 じり高基調へ転進したか・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の週末時点で下ヒゲを伴って高く引けるなど、若干上向き基調にあるような印象を与えるチャート形成になっていましたが、先週はその流れを引き継ぎ、順調に上値追いの動きを見せています。特に、週末にかけて木曜日・金曜日の連続陽線の出現は、売り方の買い戻しに拍車がかかった状況がチャートからも見て取れます。
今週は、買い先行で臨みたいところです。日足のチャートを見る限り、終値ベースで9月3日の高値を完全に更新しています。実体線が既に7月中旬以来の水準にまで攻め込んでいる状況を考えると、目先は売り方の買い戻しが先行する展開を予想するのが妥当ではないでしょうか。先週の上下の値幅は1円60銭と相変わらず小動きが続いていますが、大きな下落リスクを感じさせるチャートではないと思います。

■ ユーロ/ドル チャートはよくないが、なかなか下がらない・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅はわずか111pipsと、完全に小動きに終始しています。水曜日の下ヒゲがなければ、ほぼトレードチャンスも収益チャンスもなかったのではないでしょうか。ただ、実体線の動きが下向きのリスクを常時抱えつつある中で大きな下落を実現しなかった点は、買い方にとって好材料と言えるかもしれませんね。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。トレンドという観点から言うと、緩やかな下落トレンドが継続しているという見方で間違いはないと思いますが、9月29日の陰線 が買い方にとって大きな重石となる中、先週に大きな下落を実現しなかった点が若干気にかかるところです。チャート的に買いを示唆しているものは全くありませんが、ここでの時間の経過は売り方の買い戻しを招く要因になるかもしれませんね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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