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ユーロ/円 上値の重さが目立つ展開、買いには無理が・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/円 上値の重さが目立つ展開、買いには無理が・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は56銭ということで比較的落ち着いた動き、また、高値・安値を付けた曜日もドル円と同じですので、全体的なイメージとしてドル円と同様という理解でよいかと思います。ただし、値動き的にはそれほどではありませんので、やはり「全体的にドルが売られた」と言う認識をする人はあるかと思います。
移動平均線は、3本とも下落しました。実体線の居場所は3本の移動平均線の下側、しかも7月19日の安値に終値ベースで迫る勢いを見せていますので、やはり買い方にとって厳しい値動きが続いていると考える必要がありそうです。先週の動きを見ても実体線は短期の移動平均線水準すらなかなか回復することができず、総じて戻り売り圧力の強さを鮮明に醸し出していると言えそうです。
今週は、売り先行で臨まざるを得ない感じがします。大きな下落が望めるかどうかは別にして、先週の値動きを見る限り、「新規で買う」という選択をとる必要はないと思うのです。また、長期の移動平均線もジワジワと下向き推移を継続しており、時間の経過は買い方にとって不利に働く可能性が高いと言えそうです。ドル安の動きの陰に隠れて、ユーロ円はじわじわと安値を浸食していくような動きになるのではないでしょうか。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 ドル高じゃなかったのか・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。何と言っても目立つのは金曜日の陰線ですが、この下落を取れた人がどれだけいるのかと考えると、甚だ疑問符の付くところではあります。ただし、この陰線1本で先週の安値を更新するどころか、実体線が3本の移動平均線を一気に下側に割り込んできましたので、買い方としては持ち切れない値動きだったと考えてよいと思います。
今週は、先週金曜日の陰線を頼りにするということであれば、売り先行で臨むよりないような気がします。ただし、このところの値動きが乏しい中での急落でしたので、買い方は我慢せずに投げ切っている可能性も低くないような気がします。その場合、大きな下押しを安易に予想してしまうと、手痛いしっぺ返しを食らう可能性が高まると思います。とりあえず目先、109円割れを目指して打診売りのレベルで様子を見るのが正解のような気がします。

■ ポンド/円 ゆらゆら動いているだけなのかも・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上限の値幅は1円38銭と、ポンド円にしては落ち着いた動きでしたが、週末にかけて陰線が連なり、他の対円の通貨ペアとほぼ同様の雰囲気での越週となっています。実体線が長期の移動平均線水準をなかなか超えることができないという状況が買い方にとって精神的な重石になっているのでしょうか、耐え切れなくなるとダラダラ下がるという展開が続いています。
今週は、若干売り先行スタンスをとりたいところです。先週、ことごとく実体線が長期の移動平均線水準で跳ね返されており、高い所を買った人の投げ遅れ組が残っているとすれば、目先は少し下を見てもよい感じはしています。ただし、基本的には揉み合い継続と考えた方がよいかなという印象もあり、正直言って先週末のチャートの形状では、明確な相場観は持ちにくいなといったところでしょうか。

■ オージー/円 上は重いが、下も・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は87銭ということで、動いていないようでもあり、最近にしては動いた方でもあり、といったところでしょうか。ただ、7月中旬までの取引レンジである81円台の後半を買い進むには時期尚早といった感じがチャートからは強く窺えます。また、先週末にかけて連続陰線で値を消した点は他の対円の通貨ペアと同じ動きということで、先導役を果たす雰囲気は今のところ見られませんね。
今週は、リスクを取るなら売り先行ということになりそうですが、ボリンジャーバンドの幅がいっそう縮まってきていることもあり、8月3日の安値を果たして攻めきれるかどうなのかというのは判断がつきにくいところです。ただ、買いを選択するには大陽線の出現がまず必要と考えた方がよいでしょう。具体的には、先週水曜日の高値を一気に超えるような陽線が出現した場合に限って、買い参戦が可能だと思います。

■ ユーロ/ドル ドル高じゃなかったのか・・・ 
先週は、水曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。何と言っても金曜日に出現した陽線が目を引きますが、果たしてこの陽線の出現を予想できた人はいるのでしょうか。先週水曜日の高値超えあたりから売り方の買い戻しにドライブがかかったわけですが、チャートのこんな低い位置の発射台でここまで大きな陽線が出現するというのも、ポジションがやや売りに傾きすぎていたという風にしか説明が付きにくいですね。
今週は、とりあえず様子を見るよりないと思います。先週金曜日の陽線を打ち消すような大陰線が出現すれば、これはもう、すかさず売り参戦するより選択はないと思いますが、逆にふわりと買われるような動きになれば、8月上旬の4本の上ヒゲが待ち構える形になりますので、買われれば買われるほど上値の重い展開に発展するような気がします。その辺を察知しているのか、MACDはまさに気迷い症状で、ゴールデンクロスを見据えていますね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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