目次
▼5日(月)の為替相場
(1):豪指標 小売りは予想を上回る
(2):欧州市場でドル売りやや優勢
(3):英イングランド コロナ規制撤廃へ
5日(月)の為替相場
期間:5日(月)午前7時00分~6日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):豪指標 小売りは予想を上回る
豪5月住宅建設許可件数は前月比-7.1%と市場予想(-5.0%)を下回った。一方、豪5月小売売上高は前月比+0.4%と予想(+0.1%)を上回った。なお、その後に発表された中国6月財新サービス業PMIは50.3と、予想(54.9)を下回った。
(2):欧州市場でドル売りやや優勢
欧州市場に入ると持ち高調整と見られるドル売りがやや優勢となった。ドル/円は110.80円前後まで弱含んだ。一方、クロス円はストレートドルの強含みとドル/円の弱含みとの綱引きとなり小動きが続いた。
(3):英イングランド コロナ規制撤廃へ
ジョンソン英首相はイングランドで導入されているロックダウン(都市封鎖)など新型コロナウイルス対策の行動規制について、19日からほぼ全面的に解除する方針を明らかにした。データを見極め12日に最終決断する。計画では、19日からは屋内交流の人数制限が撤廃され、マスク着用が任意となる。他者との社会的距離も不要。結婚式などでの人数の上限がなくなり、自宅勤務の推奨も停止。ナイトクラブも営業再開が許可される。
5日(月)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
- ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
- ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
本日の見通し
ドル/円の見通し:110円台後半中心にもみ合い
昨日のドル/円は終値ベースで0.1%未満の小幅安。一時110.80円前後まで弱含んだが、米祝日で動意を欠く中、ドル売りは続かず下げ渋った。ただ、買い戻しの勢いも鈍く111円台には戻せなかった。その結果、6月半ば以降の下値支持である日足一目均衡表の転換線を終値で下抜けており、目先は調整ムードが広がる可能性もある。20日移動平均線が通る110.50円台までは調整の余地がありそうだ。
本日は、連休明けで取引が再開される米国債の利回り動向がカギとなろう。もっとも、市場の関心は明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に向かっている。議事録待ちで米債利回りが小動きとなればドル/円も110円台後半を中心にもみ合う展開が続く公算が大きい。
注目の経済指標
注目のイベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。