11日の海外市場でトルコリラが急伸。14日に開かれるエルドアン・トルコ大統領とバイデン米大統領の初の首脳会談を前に、対円では13.188円前後まで、対ドルでも8.2802ドル前後まで一時急伸して、いずれも約1か月ぶりの高値を付けた。
トルコ政府寄りのメディアや政府要人が、対米関係に改善の機運がある事をアピールした事がリラ急伸の背景と見られる。ロシア製ミサイル問題や大量虐殺(ジェノサイド)認定問題などで冷え込んだ両国関係が今回の首脳会談で改善に向かうとの期待が広がった模様だ。
もっとも、首脳会談に対する過大な期待は禁物との見方は多い。例えば、トルコは米軍が撤退を進めるアフガニスタンで、首都カブールの空港の警備・運営を引き継ぐことを提案しているが、米側からの見返りによる資金援助などの条件を巡って溝があるとされる。会談で具体的な成果が得られなければ、リラは再び反落する可能性もあろう。それだけに、14日に行われる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の前後に予定されている米・トルコ首脳会談には市場の注目が集まりそうだ。
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