目次
▼7日(月)の為替相場
(1):中国5月貿易収支 黒字額は予想を下回る
(2):独4月製造業受注減少も3月分は上方修正
(3):対円、対ユーロでドル売り強まる
7日(月)の為替相場
期間:7日(月)午前7時00分~8日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):中国5月貿易収支 黒字額は予想を下回る
中国5月貿易収支は455.3億ドルの黒字と、黒字額は市場予想(507.5億ドル)を下回った。輸出入ともに前年比で大幅に増加したが、輸入の伸びが輸出を上回った事で黒字がやや抑制された。
(2):独4月製造業受注減少も3月分は上方修正
独4月製造業受注は前月比-0.2%と予想(+0.5%)に反して減少。ただ、3月分は前月比+3.9%に上方修正された(修正前+3.0%)。
(3):対円、対ユーロでドル売り強まる
ドル/円は前週安値の109.33円を割り込むと下げに弾みが付き、109.19円前後まで下落した。新規の材料はなかったが、対ユーロでもドル売りが強まっており、前週末の米5月雇用統計の冴えない結果が引き続き材料視された模様。ユーロ/円はユーロ/ドルの上昇に連れ高したが、ドル/円の下落に上値を抑えられて伸び悩んだ。
7日(月)の株・債券・商品市場
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本日の見通し
ドル/円の見通し:目先は調整含み
昨日のドル/円は小幅続落。NY市場でドル売りが優勢になると、109.19円前後まで下落して5月27日以来の安値を付けた。米長期金利が小幅とはいえ上昇する中でのドル売りであり、ドル/円の下落は持ち高調整が主導した公算が大きい。
それでも、これまで下値支持となっていた109.30円台を下抜けた事から、目先は調整含みの展開が続きやすいと考えられる。下値のメドは日足一目均衡表の雲上限が位置する108.90円前後だろう。戻りのメドは109.60円台で、日足一目均衡表の転換線(109.68円前後)が上値抵抗となりそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
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