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「新型コロナワクチン効果は大いにあり!?イスラエルの新型コロナ感染は下げ続ける」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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目次

▼イスラエルで新規感染者減少傾向
▼ドル円は押し目買いポイント到来か?
▼ユーロ円の押し目買いの準備もしておくべきか?

イスラエルで新規感染者減少傾向

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新型コロナワクチン接種先進国のイスラエルでは、新型コロナウイルス新規感染者、及び死亡者の割合や数がさらに減少傾向です。

出所:ロイター
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/israel/

1月16日のピーク時には、新規感染者数は1万人を超えておりましたが、現在は1日あたりの感染者数が100-400人程度となっております。また1日の死亡者は10人を割り込み始めており、0人という日も出てきました。 国民のワクチン接種率は111%となっており、国民1人あたり平均1.11回の接種をすでに終えている状況です。2回のワクチン接種を終えている国民が増えている状況で、まさに今後他国でも似たような状況になり得るのではないでしょうか。

つまり、これは人類が新型コロナを克服しつつあるということです。 このペースでいきますと、また2ヶ月後には、90%以上のさらなる減少が期待できるわけで、そうなりますと世界で最も早く全分野での自粛解除・ロックダウン解除、通常の経済活動がイスラエルから再開できるようになります。そして、通常経済に戻っても感染が拡大しないことが確認できるかもしれない唯一の国であるというわけです。

このデータは世界初の貴重なサンプルとなるため、今後の経済指標の中では、最も重要なデータとなるでしょう。 やはり、ワクチン接種率が進んでいる国順の通貨に投資先を選ぶべきではないでしょうか?

ドル/円は押し目買いポイント到来か?

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ドル円/日足分析ですが、その前に新型コロナワクチン接種の主要2カ国の現在の状況です。 英国は55%、米国は49%となっております。特に米国の接種速度は英国を追い抜く勢いであり、やはりドルに資本が回帰することを連想せざるを得ない状況です。
参考:https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

引き続きドル/円、ポンド/円相場中心を見ていきます。日本は未だに接種率0.9%という悲惨な状況であるため、どう考えても中期的に円買いになるはずもありません。 押し目がきたら、すかさず買うべきではないでしょうか。 日足ですが、ちょうど3日連続陰線を形成中です。 まず、単純にサポートライン109.35付近に引けますので、この手前からの買指値注文は必須でしょう。

もう一つがプライスの節目である109.50です。ここにも打診追加買いのエントリーを置くべきだと考えます。 ここを基準に4時間足で細かいエントリーポイントを見ていきましょう。

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4時間足です。 やはり109.35-36は鉄板のサポートラインのように見えます。 何度も意識されているポイントですので、まずはここを起点に考えます。

RCIは典型的な下落トレンド転換を合図する形状となっており、110円ぐらいに戻ったら再び戻り売りのエントリーが入ってくるような形状をしておりますので、ちょっと警戒が必要です。110円あたりで少しポジションを軽くして、再度、109.35と109.50の少し手前で買い戻せるようなトレードが出来ると良さそうです。 なので、僕のポジショントークですが、このようにトレードしてみたいと考えております。

基本的には、ドル円は長期で上方向。戻ったところにて、少しポジションを落として、再度下で買い直すようなトレードでポジションを週後半は調整してみたいと考えました。

ユーロ/円の押し目買いの準備もしておくべきか?

もう一つ、ユーロ/円トレードについて触れておきます。 ここへ来て、ドイツ、フランス、イタリア、スペインとユーロ圏のTOP4の国々のワクチン接種率も17-19%にまで伸びてきております。 ポンド/円の上昇もワクチン接種率20%付近から特に強い上昇トレンドになりつつあったため、ユーロ/円も多少視野に入れ始めるべきではないかとも考え始めております。
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久しぶりのユーロ/円です。 ここ数日、ドル/円と比べて堅調に推移をしており、ユーロにも資本が徐々に回帰しているのではないかと考え始めました。 押し目らしい押し目買いを日足ベースで狙うのはちょっと難しそうな形状をしておりますので、浅い押し目から少額程度で、打診買いをしておくイメージです。

ドル/円の値幅調整に連れ安になるイメージでいくと、おおよそ129円台ミドルからの買いでしょうか?ただちに買い向かうわけではありませんが、来週あたりにまたよい位置にいたら分析対象として掲載を予定しております。 ひとまず、監視通貨ペアとしてご紹介しました。 変わらずドル/円買い中心、ポンド円/買い少額、ユーロ/円は追加ターゲットペアといった感じです。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。