いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ！
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
1月28日（木）ドル/円
基調
上値重い
目先の注目材料
・1/28 米10-12月期GDP・速報値、米新規失業保険申請件数
・主要国株価、米長期金利
リスク回避のドル買いによる上伸余地は限定的
ドル/円は本日の東京市場で104.30円台へと上伸しており、直近レンジの上抜けを試す展開となっている。
レンジ上限は11日に付けた月初来高値の104.39円前後。
ただ、104円台にはチャート上のポイントが多く、月初来高値のすぐ上には104.44円前後を100日移動平均線が通り、さらにその上には昨年12月高値104.75円前後が控えている。
こうした中、リスク回避のドル買いだけを原動力とするドル/円の上昇は続かないと見ておきたい。
昨日大きく下落した欧米株が反発するようなら円売りが強まる可能性もあるが、その場合はドルに売り戻しが入る公算が大きい事から、やはりドル/円を押し上げる力は限られよう。
ドルと円の力関係にファンダメンタルズ由来の強弱感が生じにくいとすれば、ドル/円の動きはテクニカル主導になりやすい。
上記チャートポイントは上値抵抗として機能する可能性が高そうだ。
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