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「レンジ相場に移行?も、ドル売りポジションを再構築開始したい。」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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昨晩、米・次期財務長官に指名された、イエレン前FRB議長が米上院議会の公聴会に登壇されました。 FRB議長時代と変わらず、落ち着いた口調で市場に最も波風を立てない格好でスピーチを終えたようです。 おおよそ市場予想通りとなり、米株は堅調に推移。安いドルについての言及はあったものの、しっかりとした前置きや前提をつけて、ドル安相場についての懸念と、貿易を有利にすすめるようなドル安政策は望ましくないと発言しつつも、追加経済対策として1.9兆円の支持を求めました。 今晩、バイデン新大統領就任式ですが、トランプ大統領誕生時のように為替はそこまで荒れないと思われます

ドル買いも昨日の夕方から断続的につづき、ドルストレートでは、ドル円を除いてですが、ドル売りトレンドが再開の値動きになりつつあります。またもとの中期トレンドに戻るイメージです。 よって、先週のコラムでは104円手前からのショートを推奨しましたが、こちらはイメージと違ったため、仕切り直しで一度ポジションをクローズしております。

目次

▼ユーロドル4時間足チャート分析
▼オジドル(豪ドル米ドル)日足チャート
▼0.76台で仕込みたい

ユーロドル4時間足チャート分析

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さて、昨年の秋相場同様に、またドル売りポジションを作っていきたいと思います。 まずはユーロドル日足です。 調整フェーズであると判断しつつも、最終的にはまだ上方向に抜けてくる前提で買いトレードを仕掛ける予定です。 フィボナッチを引いています。

絶好の押し目買いポイントは1.1975付近に引ける50%押しです。 日足のサポートラインともピッタリ重なるため、ここまで押す場合はしっかりとロングポジションを作っておきたいところです。 まだ相場が大きく反転したとは考えておりませんので、今一度、下落トレンドにて、最後の押しがあるなら、ぜひエントリーしたいポイントがこちらでした。

また直近安値である、1.2060付近のサポートラインとフィボナッチ38.2%押しがピッタリと重なるポイントです。 ここも絶好の押し目買いポイントであったのですが、エントリーを見逃してしまいました。 ここをボトムに反転する可能性も考慮しなければなりません。

今月末までに、現在値から以下の水準でポジションを作りにいきたいと考えております。 ちょっと広めですが、買いゾーンは1.1975-1.2125と150pipsのゾーンをイメージしてトレード予定です。 ですので、ターゲットは300pips以上遠い距離を狙ったスイングトレードを意識しております。

オジドル(豪ドル米ドル)日足チャート

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続いてオジドル(豪ドル米ドル)日足チャート。 11月からトレンドラインを割り込むことをせず、安定的に上昇を演じております。 27日に、オーストラリアの四半期のインフレ率の発表があり、2020年10-12月の前年比ベースでは、+0.7%と市場予想が出ているのですが、個人的には1.0%以上の結果が出るのではないかと予想をしております。

この10-12月期は、前期比期間の鉄鉱石と石炭価格は両者25%以上上昇しておりまして、オーストラリア経済を強く押し上げる要因になります。 中国はすでにGDPが新型コロナ前の水準に回復しつつあり、今年は大幅なプラス経済成長が見込まれており、輸入量も増加していくでしょう。 中国からオーストラリアに向けて報復措置が昨年何件も出ましたが、結局輸入先の代替えがないため、オーストラリアへの輸入を再開せざるを得ないと考えております。 良質な石炭はやはり、オーストラリア産です。

そういった観点からも考慮しますと、豪ドルについては、依然と強気相場が継続するのではないでしょうか。 今年のターゲットは0.90ぐらいを予想してトレードしていきたいと思います。 個人的には強気のロングを繰り返しです。

さて、押し目買いレベルを4時間足で分析してみましょう。

0.76台で仕込みたい

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オジドルもできたら押し目買いを狙いたいところです。 サポートは0.7635また日足のトレンドライン付近です。 イメージ的には0.7630-0.7700ゾーンでポジションを作りたいと考えております。

ユーロドルもオジドルもまたしばらく高値圏で揉み合いも想定しており、レンジ相場に移行してしまえば、もう1ヶ月ぐらいはおとなしく推移すると思います。 それらも考慮にいれて、まずは打診買い程度にし、余力を残してトレードしていく予定です。 オジドルもすでに1ヶ月ほど0.7650-0.7820で推移しており、もうしばらく停滞しそうです。 上がった所でポジションは作らず、じっくり押し目買いを狙うイメージでおります。

現在のポジションはありませんが、今月末にかけてじっくり仕込みのタイミングを狙う予定です。今の所、ひろぴー的には無理なトレードはせず、エントリーチャンスを「待つ」です。今週の相場観はこのようなイメージです。ご参考まで。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

 

media.gaitame.com

 


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。