いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
1月20日(水)豪ドル/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
・1/21 豪12月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格
豪12月雇用統計は
明日21日に豪12月雇用統計が発表される。
豪州は新型コロナウイルスの感染が抑制されており、経済状況も比較的良好との見方が多い。
これが豪ドル高の一因になっているだけに、12月雇用統計の結果に注目が集まりそうだ。
市場予想によると、新規雇用者数が前月比5.00万人増、失業率は6.7%などと、雇用市場の回復基調が緩やかながらも続く見通しとなっている。
ただ、新規雇用者数は11月の9.00万人から伸びが鈍ると見られている。
また、豪中銀(RBA)が関心を寄せる失業率は、コロナ・ショック前の水準である5%台前半に遠く及ばない見通しだ。
概ね予想通りの雇用統計では豪ドル相場を押し上げるのは難しいかもしれない。
その他、米国ではバイデン第46代米大統領の就任宣誓式が本日行われる。
トランプ氏の支持者が暴徒化して議会に突入した経緯などから、厳戒態勢の下で行われる式典には、市場参加者も警戒態勢で臨む事になりそうだ。
仮に大きな混乱が発生すれば、明日にかけて市場にリスクオフムードが広がりかねないため注目しておきたい。
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