目次
▼5日(火)の為替相場
(1):人民元 対ドル基準値大幅引き上げ
(2):英財務相 追加経済支援策を発表
(3):米ISM製造業 18年8月以来の高水準
(4):NY原油上昇 豪ドル円19年来の高値
5日(火)の為替相場
期間:5日(火)午前7時10分~6日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):人民元 対ドル基準値大幅引き上げ
中国人民銀行は人民元相場の対ドル基準値を6.4760元に設定。前日基準値からの引き上げ幅は2005年7月の元切り上げ後で最大となった。当初、ドル/円や豪ドル/円への影響は小さかったが、後に欧米市場でドル売り材料視された。
(2):英財務相 追加経済支援策を発表
英国のスナク財務相は、新型コロナ対策のロックダウン(都市)に絡んで、小売り業者などに最大9000ポンドの補助金を配布する総額46億ポンドの追加支援策を発表。これを受けて英国株やポンドは底堅く推移した。
(3):米ISM製造業 18年8月以来の高水準
米12月ISM製造業景況指数は60.7と市場予想(56.8)を上回り2018年8月以来の高水準となった。内訳の生産指数や新規受注指数、雇用指数なども軒並み上昇した。ただ、ドル/円の上昇は限定的かつ一時的だった。
(4):NY原油上昇 豪ドル円19年来の高値
豪ドル/円は79.83円前後まで上昇して2019年4月以来の高値を更新。石油輸出国機構(OPEC)プラスが供給抑制で合意した事から、NY原油先物が50ドル台に上昇する中、資源国通貨が買われた。
5日(火)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
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本日の見通し
ドル/円の見通し:様子見ムードに傾きがち
昨日のドル/円は、約10か月ぶりに102.60円前後まで下落。ドル安の流れに沿ってじりじりと下値を切り下げる展開が続いている。米ジョージア州の上院2議席を巡る決選投票は本日9時(日本時間)に締め切られるが、接戦が予想される他、郵便投票が多い事から結果の判明には数日以上かかる可能性がある。バイデン次期政権の政策運営に大きく影響する選挙だけに市場は強い関心を寄せており、大勢が判明するまでは様子見ムードに傾きがちと見られる。とはいえドルの先安観も根強い。ドル/円が急落するリスクは小さいと見るが、反発余地は限られそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。