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「米政治の不透明感拭えず」 外為トゥデイ 2020年11月5日号

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目次

▼4日(水)の為替相場
(1):米大統領選開票 フロリダでトランプ氏優勢
(2):バイデン氏やや優位へ トランプ氏訴訟示唆
(3):米ISM非製造業&ADP 予想に届かず

▼4日(水)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
方向感欠く展開継続か

▼本日及び明朝の注目イベント

4日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201105092258p:plain期間:4日(水)午前7時10分~5日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米大統領選開票 フロリダでトランプ氏優勢

日本時間9時から米大統領選の開票作業が順次始まった。重要州に位置付けられていたフロリダでトランプ氏が優勢となると、米国株先物が位置マイナス圏に転落するとともにドルが急伸。前日のバイデン氏勝利を見越した株高・ドル安の反動と見られる。ドル/円はストップロスのドル買いオーダーを巻き込みながら105.34円前後まで上昇した一方、クロス円はストレートドルの下落が重しとなり弱含んだ

(2):バイデン氏やや優位へ トランプ氏訴訟示唆

米大統領選挙の激戦州のひとつであるウィスコンシン州でバイデン氏がリード。接戦の中でもバイデン氏がやや優位との見方から再びドル売りに傾いた。ただ、議会選で上院を共和党がリードしており、民主党が支配する「トリプル・ブルー」への期待が後退する中、ドル売りの勢いは限定的だった。トランプ氏が「我々は最高裁に行くだろう」などと述べて法廷闘争に持ち込む姿勢を示している事もリスクオンのドル売りを抑制した模様。ドル/円は104.15円前後まで下落したが、クロス円は小動きだった。

(3):米ISM非製造業&ADP 予想に届かず

米10月ISM非製造業景況指数は56.6と市場予想(57.5)を下回り、前回(57.8)から低下。これ以前に発表された米10月ADP全国雇用者数も、36.5万人増と市場予想(64.3万人増)に届かなかった。

4日(水)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
方向感欠く展開継続か

昨日のドル/円は、大接戦となった米大統領選の開票状況を睨みつつ乱高下した。トランプ氏の予想外の健闘でドルを買い戻す動きが強まるとストップロスを巻き込んで105.34円前後まで上昇。しかし、次第にバイデン氏が優勢との見方に傾くと再びドルが売られ、104.15円前後まで下落した。

米大統領選については、日本時間5日7時30分時点で開票が終わっていない4州のうち一つでも取ればバイデン氏の勝利が決まる見通しだ。ただ、そうなればトランプ氏は郵便投票の有効性を巡り法廷闘争に持ち込む公算が大きい。当面は、米政治の不透明感がくすぶり続けると見られ、ドル/円は方向感を欠く展開が続きそうだ。

本日及び明朝の注目イベント

f:id:gaitamesk:20201105094528p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。