2020年7月13日
【ドル/円】：押しは一旦買い場となる可能性。基本戦略はドルの戻り売り方針変わらず。
ドル円はで小陰線が連続して上値を切り下げていますが、直近の日足が106.50-60の抵抗を守っていること、個々の足が下げエネルギーの強いものではないので、突っ込み売りに注意が必要です。一方で、短期トレンドが弱いのでドル急伸にも繋がり難く下値抵抗を守って反発に転じても、107.70-80超えから厚くなる上値抵抗をクリアしきれない可能性が高いと見ています。 106円割れで終えた場合は一段の下落リスクが生じて105.00近辺まで下落余地が拡がり易くなります。逆に108.00超えで終えた場合は上値余地が40～50銭程度拡がり易くなりますが、この場合でも108.90超えから厚くなる上値抵抗を一気に上抜けるにも無理があり、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。 ドル買いは106.50-60で押し目買い。損切りは105.80で撤退です。売りは107.50-60で戻り売り。損切りは108.20で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は107.50-60、108.00-10に、下値抵抗は106.50-60、106.10-20、105.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円はタクリ足の陰線引けとなり、下値トライに失敗した形となりましたが121円台で越週出来ずに終えており、下値リスクを残した状態です。121.50-60、121.80-90の抵抗を全てクリアして122.00超えで終えれば一段の上昇へ、119.50割れで終えた場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻して下値リスクがやや高くなります。118.90-00の抵抗を下抜けて終えた場合は“ユーロ弱気”の流れに戻して一段の下落リスクが生じます。買いは120.60-70で押し目買い。損切りは119.80で一旦撤退です。今日の売りは1日様子見です。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗を抜けきれない状態。
ユーロ/ドルは実体の小さい陽線引けとなり、下値抵抗を守って終えています。上値トライの可能性に繋げていますが、1.1350-60の抵抗クリアし、さらに1.1400-10の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクへの警戒も必要です。買いは1.1260-70で押し目買い。損切りは1.1210で撤退です。売りは1.1350-60で戻り売り。損切りは1.1420で撤退です。1.1400超えで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。逆に1.1240以下で終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。
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