目次
▼3日(金)の為替相場
(1):中国財新サービス業PMI 前月から上昇
(2):欧州サービス業PMI いずれも上方修正
(3):英サービス業PMI 僅かに改善
(4):米祝日で市場は閑散
3日(金)の為替相場
期間:3日(金)午前6時10分~4日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):中国財新サービス業PMI 前月から上昇
中国6月財新サービス業PMIは58.4と市場予想(53.2)に反して前月(55.0)から上昇した。ただ、豪ドルに目立った反応は見られなかった。
(2):欧州サービス業PMI いずれも上方修正
仏6月サービス業PMI・改定値は50.7、独6月サービス業PMI・改定値は47.3といずれも速報値(50.3、45.8)から上方修正された。その後、ユーロ圏サービス業PMI・改定値も48.3に上方修正(前回47.3)された。
(3):英サービス業PMI 僅かに改善
英6月サービス業PMI・改定値は47.1と速報値(47.0)から僅かに上方修正された。
(4):米祝日で市場は閑散
米国が独立記念日の振替で祝日となり参加者が大きく減少する中、NY市場は閑散とした。ロンドン・フィキシング(24時)通過後は、いずれの通貨もポジション調整以上の動きは見られなかった。
3日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報
ドル/円の見通し:
下値余地は限定的
3日のドル/円は107円台半ばで膠着。米国が独立記念日の振替で祝日とあって市場全体が動意を欠いた。足元では、世界的に新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、投資家心理を圧迫。しかし、主要国の財政拡大・金融緩和による豊富な「待機資金」が株式などリスク資産の下値を支えているため、リスク・オフへの動きは限定的だ。
ドル/円も小動きの展開が続く公算が大きく、下値余地は限定的だろう。なお、本日は米6月ISM非製造業景況指数が発表される。米国の重要経済指標は先週来、米6月ADP全国雇用者数、米6月ISM製造業景況指数、米6月雇用統計と予想を上回る好結果が続いている。本日の米6月ISM非製造業景況指数も市場予想は50.0となっており、前回(45.4)から上昇する見込みとなっている。
本日の注目イベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。