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新型コロナウイルスの感染者拡大速度は鈍化傾向にあります。
世界で感染者数は昨日時点の集計より254万人となりましたが、今月にはいってから回復者も大きく上昇をしてきました。
第二波、第三波の恐れも報道されておりますが、それは100年前や50年前の感染症の出来事です。
第二波などは大きく押さえ込みができるようになると思われます。
理由としては、現代人のほうが、圧倒的に危機意識が高いこと。
マスクやアルコール除菌の充実、ウィルスの感染リスクについて正しい情報を取得する速度が圧倒的に早いこと、これらを加味すると、第二波の感染リスクは大幅に抑え込めるのではないでしょうか。
目次
▼ドル円はリスクオン方向に回帰なるか?
▼オジドルの調整下落は狙えるか?
ドル円はリスクオン方向に回帰なるか?
ドル円日足です。107-110円でようやく収まりを見せ始めております。
107円付近のサポートラインに2度止められており、ここを割り込むとストップロスを巻き込むでしょうが、個人的には徐々このリスクオフ相場は終焉を迎えると考え始めており、ドル円も再度上方向に戻るのではないかと考えております。
理由としては、米国も感染者拡大速度はここ最近頭打ちとなっており、死亡者と回復者も大きく上昇を始めております。
この状況があと2週間も続きますと、イタリアやドイツのように一部ロックダウン解除のアナウンスが出始めるでしょう。
相場はこれらのアナウンスよりも先に織り込みに向かいますので、そろそろ先にポジションを仕込んでおきたいところです。
107円の手前から買い指値注文を入れます。107.00-107.20のイメージを。
損切りは106.50円割れに。ターゲットは108円と109円あたりに設定します。
前回のコラムでは豪ドル買いに言及しておりました。
これはリスクオンを先読みした豪ドル買いとしてコラムでご紹介しましたが、やはりその通りとなりました。オーストラリアもロックダウン解除にそろそろ大きく踏み込むでしょう。
すでに感染者に対して、7割が回復をみせており(死亡者含む)、実際の闘病患者は、のこり30%程度となっております。昨日のカウントの時点では、オーストラリアの新型コロナウィルス闘病患者は2300人程度にまで縮小をしてきました。
すでにここまでいくと、2週間ぐらい前から織り込み始めるので、これに学んでポジションを取るならば、米ドルもそろそろアリではないでしょうか?
今週後半から来週にかけてシンプルなドル買い戦略を立てたいと思います。
オジドルの調整下落は狙えるか?
大きく豪ドルは上昇しました。特に4月上旬からのリスクオンはトレードしやすい上昇だったと言えます。
オーストラリアがコロナの影響をいち早く脱出できれば、豪ドル買いと考えたくなりますが、こういった予想は安易なので逆に「セル・ザ・ファクト」になるかもしれません。また次は米国のコロナからの回復を織り込む番です。
つまり、ドル円の上昇と同様に、オジドルも米国買いのポジションを取るべきではないでしょうか。オジドルは戻り売りを狙います。 直近のレジスタンスは0.6440から。ここをバックに売り指値を入れます。 ここを仮に突破されても、オシレーター系でダイバージェンス発生となるでしょうから、さらに売り追加でも問題ありません。 2段階に分けて戻りを待つと良いのではないでしょうか。
今月下旬からスイング目線でドル買いスタンスをとります。
【レベルアップセッション】
【先週のコラム】
【インタビュー】
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。