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「137.70円のポンドは絶好の買い場か? 為替市場はポンド以外、動きが薄い。」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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為替市場がポンド以外動きません。
米中貿易戦争のファンダメンタルズにも反応は薄くなり、米国の過度な金融緩和にも反応しづらくなり、ドル安にすらならない状態です。
こうしている間に、実力のある米国経済は経済指標としてしっかりと戻してくると思われます。

結局リスクオンなのでしょうか?
直近のファンダメンタルズを考察する限り、EURは売り、JPYは中立?オセアニア通貨は米中貿易戦争が終息や一旦の停止となれば、買い、そしてGBPは合意なき離脱以外は、買いといったイメージです。

最もホットな話題は全てGBPとなり、速報最優先の形なのでいずれにしても、AIトレードが主流となっております。
個人投資家としては苦しい展開ですが、こういった環境も、相場です。
いつも通りトレードを実施していきたいところです。

ドル円からチャート分析してみましょう。

ドル円は1週間の値幅が50銭程度!?

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109円手前まで上昇をみせるものの、そこから108円台でしっかりと推移中です。
サポートであった108.35円付近は特に意識されずにもみ合っております。
次のサポートは108円のプライスの節目でしょう。
これらの値動きやレジサポライン付近の値動きをみている限り、やはり注目されていない通貨ペアと断定しても良いように思えます。

ただ個人的に中期的にはドル円はポジティブです。
下がるにも下がりませんし、リスクオフの様相は今の所ありません。
また緩やかな上昇トレンドに回帰するのではないでしょうか。
ドルの利下げや緩和の余地は限界がありますので、結局買いトレンドに戻るような気がします。
FRB,ECBに続いて日銀が動く場合、ちょっと大きなトレンドを生むかもしれませんね。

やはりポンドしかないのか!?

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さて、旬のポンド分析です。
ほぼ100%、現在は英国政治によって振り回されており、引き続き速報重視の値動きが続くでしょう。
『合意なき離脱』の確率はほぼなくなったと言えるため、これほどの上昇を演じました。
尚、不透明な状態ではあるのですが、EU側も譲歩を少しずつしている姿勢も見えておりますし、英国議会の解散総選挙のリスクだけは残りますが、基本的には現在の草案をベースに最終調整が進んでおります。
ボリス首相も元々のハードブレグジット派でしたが、現在は各党や各国と折り合いをつけて進めております。ここからまた振り出しに戻させるようなことはないと思われます。
ポンドは結局買いトレンドが継続になるのではないでしょうか。

4時間足で短期トレードを見ていきましょう。

深い押し目待ちを狙いつつ、時間の経過を考慮に!

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テクニカル前提でチャートと対話します。
現在、上昇相場を得て、一旦の調整下落をはじめつつある形状です。
本日はRCIを採用しました。
相場の方向感をさぐるこの3本線は、RCI9が短期、RCI26が中期、RCI52が長期となっており、非常に優秀なインジケータです。
特に僕はRCI26を最優先で考えているエース指標として使うことが多いです。
RCI26は±80ラインと0.0ライン(中心線)を跨ぐタイミングでローソク足上でトレンドが発生しやすい傾向があります。
このテクニカル通り、0.0ラインを割り込んだ場合、下落トレンドが伸びていく可能性があります。
しかしながら、ブレイクしても伸びない場合は、トレンド継続失敗の可能性が高く、また長期的なトレンド方向に回帰する癖があるのです。

この癖にならうなら、現在下落方向に。しかしながら4時間足ですので、あと1日もすればRCI26の方向感ははっきりと判断できるようになります。
0.0ラインを割り込んでも現在の水準のレンジ相場の場合は、また高値更新再開の可能性を示唆しますので、直近トレードは短期的にショートを。
その後、発想を一気に変えてドテンロング戦略が望ましいと考えております。

矢印は今週後半にかけてのイメージです。
もし、深い押しとなる場合は、137.80前後のサポートラインを意識してください。
ここは週足でも記載した、フィボナッチの50%戻し突破ラインでして、137.70に位置していることから、下落した場合、最も止まる可能性が高いポイントになります。

僕は押し目買いの絶好のポイントとして、137円台後半を狙う予定です。
その他、現在の水準でもう金曜日まで停滞する場合は、押し目はまたずに成行買いで攻めて145円を目指すトレードを再開しようと思います。
向こう1週間はこのようなイメージでトレードをしていく予定です。
ドル円はまだお休みで。



【先週の記事】
https://www.gaitame.com/media/entry/2019/10/16/163805



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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。