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ユーロ/円 連続陽線で長期の移動平均線を超えた。長い眠りから覚めたか。

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/円 連続陽線で長期の移動平均線を超えた。長い眠りから覚めたか。
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。このところ陰線の出現が多く、弱含み状態が続いていましたので、下値模索の動きが継続すると考えていましたが、先週は週初から戻りを試す展開、特に木曜日以降は売り方の買い戻しを巻き込み、エネルギーを発散する動きとなりました。
移動平均線は、中期・長期が下落する一方で短期が上伸、直近の実体線の戻りを短期の移動平均線が評価する形となっています。実体線の居場所は3本の移動平均線を大きく上回り、9月の戻り高値に肉薄する動きとなっています。120円どころでいったん跳ね返されてはいますが、本当に上伸するということであればこんなところで止まることはないと思います。
今週は、買い先行で臨まざるを得ないと思います。ボリンジャーバンドの幅は広がってきてはいませんが、先週後半の上伸は、これまでの実体線の値幅から考えると何か変化を織り込もうとしているようにしか思えず、そうするとディレクションに沿った形、つまり上伸を取りに行くというポジショニングが適切だと思われます。実体線が長期の移動平均線を上回ったことは大きな評価項目だと考えます。チャートの陽転の可能性も高いのではないでしょうか。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 連続陽線で上値追いの動き。9月高値を捉えるか。
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味を考えると、下値模索の動きを見せてもよいのではないかと思ったのですが、週を通じて堅調な展開を見せ、9月18日の戻り高値に肉薄する動きとなりました。ボラティリティーが小さい中、長期の移動平均線を境に上下動を繰り返してるだけと言ってしまえばそれだけですが、一方で今回の上伸は、やや「本物っぽい臭い」を感じさせています。
今週は、買い先行で臨みたいところです。チャートの改善が著しいものであることに加え、9月の戻り高値を超えることが期待されることで、売り方の焦りがマーケットに持ち込まれる可能性が高いのではないでしょうか。ボラティリティが高まらず、戻り売りに押される展開ももちろん予想されますが、しっかりと損切りを入れ、何度か上伸に賭けてみたい雰囲気のチャート形成ではないかと思います。

■ ポンド/円 売り方の撤退を促す大陽線が連続出現。
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。だらだらと下落しているうちは下向きの動きが継続していると考えざるを得ないところですが、木曜日以降に一気に売り方を「破壊」する値動きが実現、2日間で6円以上の上伸を実現してしまっては、売り方は有無を言わずに買い戻さざるを得ないところではないでしょうか。ボリンジャーバンドの幅も一気に広がり、高ボラティリティの相場へ転換したと言えそうです。
今週は、チャートを見る限りでは、買い先行で臨まざるを得ないところです。ただし、ボラティリティの高まりを否定することはできませんので、トレードタームを相当程度、短くする必要があるのではないでしょうか。買われても売られても文句の付けようのない世界に足を踏み入れてしまっていますので、とにかく逆張り厳禁、買われたところを買う、売られたところを売るというスタンス以外は許容されないと思います。問答無用の空中戦が続くと思いますので、理不尽な上下動に耐えられない人は参戦無用でしょう。ただ、対円の通貨ペアが上を向いている以上、やはり買い先行で臨むべきではないかと思います。

■ オージー/円 連続陽線で長期の移動平均線を超えた。下落リスクは着実に払拭されつつある。
先週は、木曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週初から小動きが続きましたが、木曜日に週を通じての安値を付けたところから反転、一気に高く引けたかと思ったら週末の金曜日も上伸ということで、突如、売り方の焦りを呼び込む動きとなっています。いきなり動き出したことで唐突感は否めませんが、動いたら動いた方に付いていくよりありませんので、ここは素直に買いスタンスへ転じるべきなんでしょうね。
今週は、買い先行で臨みたいところです。9月の戻り高値が気になるところではありますが、やはり直近のチャート形成の方が重要と考えるべきでしょう。先週後半の上伸は、それくらいインパクトのあるもので、売り手の不安がMACDのゴールデンクロスにも表れています。また、実体線が長期の移動平均線水準を回復したという点も要素としては小さくありません。トレンドの初動と考えるべきか、一過性のものと考えるべきか、判断の迷うところですが、前者を支持したいと思っています。


■ ユーロ/ドル 上ヒゲの重なるゾーンを超えてきた。下値不安は遠のいたか。
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。中期・長期の移動平均線が緩やかな下落基調を保ってきていますので、トレンドとしては下向きかなという考えが肯定化されるところ、先週後半の上伸によって、こうした考えが誤りではないかという雰囲気になってきています。実体線が長期の移動平均線にこれだけ迫ってくるという現象も久しぶりのことですし、何より、先々週以降に形成された上ヒゲの連続出現を一気に超えてきた点が評価の対象になりそうですね。
今週は、買い先行で臨みたいところです。9月の戻り高値は当然に気になるところではありますが、実体線の動きを素直に捉えると、やはり買い先行で臨むことが順張りスタンスに直結しますし、MACDの上伸も買い方を後押ししているように思います。下落リスクは相当程度払拭されていると考えるのが妥当という風にも思いますので、「押し出されるような感じ」で上方への価格移動を継続するような気がしています。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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