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豪ドル/円 見通し「29日に4-6月期CPI...追加利上げへの影響を注視」注目の高金利通貨 7月26日号

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メキシコペソや豪ドルなど投資家にとって魅力的な通貨の最新状況について、これまでの動向や注目ポイントについて解説します。

作成日時 :2026年7月24日17時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
X(Twitter)@KandaTakuya

豪ドル/円(4時間足)

※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

先週の豪ドル/円は1カ月半ぶりに114円台を回復

 米国とイランの交戦状態が続く中でしたが、市場はリスクオフに大きく傾くこともなく豪ドル/円は堅調に推移しました。原油高・資源高が豪ドルの支えになった面もあったと見られます。20日には6月5日以来の114円台にタッチ。翌21日には終値でも114円台を回復しました。この日、高市政権が閣議決定した「骨太の方針」が円売り材料視されたとの見方も出ていました。23日には豪6月雇用統計で新規雇用者数の伸びが予想を大幅に上回ったことから114.48円前後まで上昇。6月3日以来の高値を付けて同2日に付けた約36年ぶりの高値を視界に捉えました。24日の東京市場では日本株が大きく下落したものの豪ドル/円は堅調を維持。17時時点では114.30円台で底堅く推移しています。

今週の豪ドル/円の注目ポイントはインフレ率

 今週は29日に豪4-6月期消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場予想は前年比+4.1%となっており、1-3月期の+4.0%からインフレが加速する見通しです。7月以降は中東紛争に伴うエネルギー価格の上昇などを背景に、さらに伸びが拡大する公算が大きいことから、4-6月期CPIが予想以上に加速するようだと、豪中銀(RBA)の利上げ観測が高まりそうです。先週発表された6月雇用統計が強かっただけに、RBAが物価指標として重視するトリム平均CPI(予想:前年比+3.7%)の結果にも注目です。なお、24日終了時点で豪金利市場が織り込む8月利上げの確率は40%弱となっています。4-6月期CPIを受けてこの織り込みがどのように変化するかが、豪ドル/円相場の焦点になるでしょう。

 

来週の豪ドル/円の見通し

予想レンジ
113.250~115.500円
基調
堅上値試し

今週の注目ポイント
☆7/29 豪4-6月期CPI
・主要国株価、国際商品価格

 

豪ドル/円(AUD/JPY) FX為替レート・チャート

 
kanda.jpg 外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。