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来週のドル円相場はどうなる?7/27週のイベント予定 2026年7月26日

本記事のサマリー

来週のドル円相場(7/27〜7/31)は、7月29日(水)の米FOMCと7月31日(金)の日銀金融政策決定会合が相次ぐ重要な週です。ドル円が約40年ぶりの高値圏で推移するなか、円買い介入への警戒感も一段と強まりそうです。

●予想レンジ:162円台後半〜165円台前半

来週(7/27~7/31)のドル円相場重要イベント

7/27(月)

〖アメリカ〗6月耐久財受注

7/28(火)

〖アメリカ〗米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目、7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

7/29(水)

〖アメリカ〗米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

7/30(木)

〖日本〗日銀・金融政策決定会合(1日目)
〖アメリカ〗4-6月期四半期実質国内総生産(速報値)、6月個人消費支出(PCEデフレーター)

7/31(金)

〖日本〗日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表、日銀展望レポート、植田総裁会見、7月東京都区部消費者物価指数
〖アメリカ〗4-6月期四半期雇用コスト指数

最大の注目は、7月29日(水)のFOMC7月31日(金)の日銀会合です。

FRBの現在の誘導目標は3.50〜3.75%で、6月会合まで4会合連続の据え置きが続いています。6月には年内利上げの可能性が示唆されており、原油高がインフレ再加速につながるとの見方から、市場では利上げ観測がくすぶっています。ウォーシュ議長は6月に声明文を大幅に短縮し、フォワードガイダンスを示さない方針を打ち出しました。今回の会合では声明文の変化と会見での発言が手掛かりとなりそうです。

日銀は6月会合で0.25%の利上げを決定し、政策金利は1.00%。31日の展望レポートで物価見通しがどこまで上方修正されるかが、追加利上げ時期を予想するうえでの焦点となります。

今週の振り返りと来週(7/27~)のポイント

今週の振り返り

今週のドル円は、中東情勢の緊迫を背景とした原油高に押し上げられ、約40年ぶりの高値圏まで水準を切り上げました。米国とイランの攻撃応酬がインフラにまで拡大し、原油高となるなか、有事のドル買いが優勢となる展開が続きました。政府が閣議決定した「骨太の方針」に日銀の独立性へ配慮する文言が加わったものの円安に歯止めはかからず、日銀の利上げペース加速に関する観測報道で一時は円高方向に押される場面もありましたが、円買いは続きませんでした。週後半は紅海でのタンカー攻撃を受けてWTI原油先物価格が約1カ月半ぶりに1バレル=93ドル台まで上昇し、FRBの早期利上げ観測が強まったことでドル買いが加速。ドル円は163円台後半まで上昇しました。

来週(7/27~7/31)のポイント

来週は日米の中銀イベントが軸となります。FOMCでは据え置きが予想されていますが、原油高によるインフレ再加速をどう評価するかが焦点。ウォーシュ議長が利上げに前向きな姿勢を示せば、日米金利差の拡大観測からドル買いが強まりやすいでしょう。

一方、日銀会合では展望レポートの物価見通しと植田総裁の発言が鍵となります。追加利上げに前向きな示唆が出れば円買いに振れる余地がありますが、逆に慎重姿勢が確認されれば、ドル円は節目の165円をうかがう展開も想定されます。

最大のリスク要因は円買い介入です。ドル円は164円目前まで上昇しており、当局の警戒度は非常に高まっています。円安が進みやすい地合いではありますが、急ピッチで円安が進む局面では、値動きが荒くなる可能性にも留意したいところです。