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【ドル/円、今夜の見通し】イラン情勢を巡り様子見ムード…159円台の上値が重い展開が続く_2026/4/21 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

『最新のドル/円相場を解説』

最新のマーケット情報まとめ

<東京市場の動向>
東京市場のドル円相場は小動きの展開となった。安値が158円60銭台、高値が158円90銭台と、値幅は30銭程度にとどまり、方向感の定まらない値動きが続いている。イラン情勢をめぐる先行き不透明感が広がる中、市場参加者の様子見姿勢が強まっており、今週のレンジは高値159円20銭、安値158円付近での推移が続いている。

<テクニカル分析>
チャート形状において、上値は159.00円付近がレジスタンスとして意識されており、この水準を突破した場合は159円20銭付近での戻り売りが入りやすい局面となると想定される。一方、下値については上値の重さが際立つ中、158円50銭での押し目買いが入るかどうかが注目ポイントとなる。さらにこの水準を下抜けた場合は、次のチャートポイントとして158円が視野に入ってくる。
外為注文情報を確認すると、安値圏では買い指値が特に入っておらず、押し目買いの明確なポイントが見つかりにくい状況だ。一方、上値には159円台に売りが積み上がってきており、市場のコンセンサスとしては「下値は硬い」というよりも「上値が重い」という認識が優勢と見られる。このため、159円付近では戻り売りが入りやすく、伸び悩みからの反落という展開が続きやすい状況にある。総合的に判断すれば、優位性という観点から戻り売りの方がトレード戦略として機能しやすい局面といえる。

<イラン情勢と今後の焦点>
現在の相場を大きく左右するのはイラン情勢であり、最新情報に基づくと、停戦期限はトランプ大統領の発言により、米東部時間22日夕方(日本時間23日午前中)とされている。米国側は21日夕方または22日朝に交渉を再開する意向を示しているが、イラン側は米国による海上封鎖が続く限り交渉には応じない姿勢を崩していない。さらにイラン国会議長も「脅迫による交渉は受け入れない」と強調しており、交渉再開そのものが不透明な状況だ。

まず注目すべきは、イラン側が交渉再開を認めるかどうかという点であり、これがニューヨーク市場における最初のヘッドラインとなる可能性がある。仮に合意に至らない場合、攻撃再開への懸念が高まり、相場のボラティリティが上昇するリスクがある。

<ニューヨーク市場の注目イベント>
①ウォーシュ次期FRB議長指名公聴会(日本時間23時)
事前に伝わっている内容では、FRBの独立性の堅持や金融政策における責任論が言及される見通しであり、現在のインフレ懸念を踏まえれば、利下げを示唆するようなトランプ大統領寄りの発言は出にくいとみられる。また、共和党上院議員がFRBの改修工事をめぐるパウエル議長の捜査終了まで指名承認手続きを阻止する姿勢を示しており、承認そのものが難航する可能性も排除できない。総じてドル円相場への大きな影響は限定的と考える。

②米国小売売上高(日本時間21時30分、3月分)
政府機関の一部閉鎖により発表が遅れていた統計がようやく最新データに追いついた形だ。予想値は前月比+1.4%程度と高い数値が見込まれているが、これはガソリン価格上昇の影響によるところが大きく、除くベースではさほど強くない予想となっている。予想に対する上振れ・下振れでそれぞれドル買い・ドル売りの反応が想定されるが、現在の主材料はあくまでイラン情勢であることから、大幅な乖離がない限り反応は限定的なものにとどまるだろう。

<まとめ>
ニューヨーク市場においては、159円付近での戻り売りを基本戦略としつつ、下落局面では158円50銭付近の反発を押し目買いの候補として探っていく展開が想定される。イラン情勢に関するヘッドライン次第で相場が振らされる場面も考えられるため、報道の動向を注視しながら柔軟に対応していくことが肝要だ。

<ドル/円チャート 15分足>

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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