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日経平均6万円はなぜ遠いのか?最高値の2月と比べて分かったこと【週間見通し】 2026年4月15日

 

日経平均CFDチャート 2026年4月|日経平均6万円の見通し

作成日:2026年4月15日 10時30分

監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 小野直人

 本記事では、日経平均が6万円に届きにくい理由2月との相場環境の違い、そして今後1週間の見通しを分かりやすく整理します。

今後1週間の想定レンジ

55,300円〜59,800円

日経平均6万円の壁:なぜ届かないのか、今後の見通しとポイント

日経平均株価は底堅く推移し、4月15日時点で58,000円台まで戻ってきました。2月に付けた史上最高値圏(日経平均株価、現物で58,800円台)が再び視野に入り、「6万円」の大台も節目として意識され始めています。ただし、6万円はすぐに定着を織り込める段階ではなく、なお慎重に見るべき水準です。

一方で、2月当時と現在では相場環境の性質が大きく異なります。期待が先行しやすかった局面とは異なり、ここからは「高値を追う力があるか」が厳しく試される、神経質な局面に入っていると考えられます。

日経平均が2月の最高値相場と違う理由、政治・経済・外部環境の変化

代表的な相場環境の違いをここでまとめておきます。

1. 期待から現実へ

2月は新政権発足に伴う政策期待が強く、期待先行の相場でした。しかし現在は、その期待がすでに相場に相当程度織り込まれています。今後は、政策の進捗や企業業績といった裏付けが伴わなければ、高値追いは難しい局面です。市場はすでに次の材料を求める段階に移行しています。

2. 金融面の追い風が弱まった

2月は政策期待や財政拡張観測、企業業績期待に加え、円安が相場を押し上げました。しかし現在は、国内金利の上昇リスクや米国の利下げ先送り観測が重荷となっています。「円安なら即株高」という単純な構図は崩れつつあり、金利上昇が企業のコスト増として意識されやすい局面にあります。

3. 直接的なコスト増のリスク

ホルムズ海峡をめぐる緊張など、地政学リスクは2月時点と比べて意識されやすくなっています。これが物流の停滞や原油高につながれば、企業収益を直接圧迫する要因となります。外部環境の悪化を、個別企業の「地力」でどこまで吸収できるかが、株価の分岐点となるでしょう。

比較まとめ:2月中旬 vs 現在

項目 2月中旬 現在
市場心理 新政権への期待感による熱狂的なムード 政策の実行力を見極める冷静な姿勢
金利・為替 円安が政策期待・業績期待と相まって追い風 金利上昇への警戒が強まり、コスト増懸念が意識される
外部リスク 地政学リスクは相対的に遠い存在 資源価格や物流への直接的な影響が意識されやすい
過熱感 高水準で過熱感が強い 一服したが、再び過熱への警戒が必要
相場の性質 「何でも買われる」全方位高 業績や耐性に応じた選別色の強い相場

日経平均テクニカル分析:短期的な過熱感と重要サポートライン

日経平均CFD(日本N225)日足/25日-赤・50日-緑・200日-青 移動平均線/RSI(14)(外為どっとコムCFDネクスト)

日経平均CFD(日本N225)日足/25日-赤・50日-緑・200日-青 移動平均線/RSI(14)(外為どっとコムCFDネクスト)

チャート上では、2月後半から3月にかけての調整を経て、日経平均は再び高値圏を試す流れに戻っています。株価は25日移動平均線(54,205円)、50日移動平均線(55,397円)、200日移動平均線(49,372円)をいずれも上回って推移しており、長期トレンドは上向きです。

一方で、RSI(14日)は73と買われすぎ水準にあり、短期的には利食い売りや戻り売りが出やすい局面といえます。上値の焦点は58,000円台後半から60,000円であり、ここを一気に抜けるよりも、過熱感を冷ましながら上値を試す展開の方が現実的と考えられます。

下値については、まず50日移動平均線付近の55,400円前後、次に25日移動平均線付近の54,200円前後がサポートとして意識されます。売買戦略としては、高値を追うよりも押し目を待つ姿勢が基本となります。55,400円前後から54,200円前後で下げ止まりが確認できれば、再び58,000円台後半から60,000円を試す余地が残されます。逆に54,200円前後を明確に割り込む場合は、短期的な過熱修正がやや深まる可能性に注意が必要です。

日経平均が6万円に到達する条件、期待相場から業績相場へ

日経平均が再び6万円の大台を狙うには、2月のような全方位の追い風は期待しにくい状況です。過熱感がいったん整理されたこと自体はプラス材料ですが、今後は原油高や金利上昇といった逆風を、企業がどれだけ「稼ぐ力」で吸収できるかが問われます。

日経平均が6万円を目指すには、これまでのような“期待頼み”ではなく、 企業の実力が株価に反映される相場へと移行していく必要がありそうです。

重要イベントのスケジュール

  • ・4月15日~17日 米国とイランの再協議開催との可能性
  • ・4月21日 21:30 米国 3月小売売上高:米景気の底堅さや金利観測を通じて、日本株にも影響しやすい材料となります。

  • ・4月22日 8:50 日本 3月貿易統計:輸出入の動向に加え、資源高の影響がどの程度表れるかが焦点となります。

  • ・4月24日 8:30 日本 3月全国消費者物価指数:日銀の追加利上げ観測に関わるため、金利と円相場を通じて株式市場にも波及しやすい指標です。

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株式会社外為どっとコム総合研究所
小野 直人
株式会社DZHフィナンシャルリサーチでの情報配信業務、上田ハーロー株式会社での調査・市場部門を経て、2021年より外為どっとコム総合研究所へ参画。ニュースベンダーとFX会社で培った「情報の目利き力」と「市場実務の経験」を武器に、個人投資家へ有益な情報を発信している。ドル円などの主要通貨に加え、トルコリラ・メキシコペソなどの新興国通貨、日経平均・NYダウといった株価指数(CFD)まで、幅広い金融商品の分析を得意とするマーケットアナリスト。
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