前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

10日、欧州時間の序盤は、本邦の財政運営に対する懸念が引き続き意識されて円売りが優勢となり、ドル円は156.886円まで上昇。その後、米FOMCを前に調整的なドル売りが強まり156.20円台まで下落。米FOMCでは、0.25%の追加利下げを決定。声明では「雇用に対する下振れリスクがここ数カ月間で高まった」と労働市場への懸念が示されたほか、パウエルFRB議長が「利上げを基本シナリオと見なしている当局者はいない」と述べ、全体的にFOMCが依然として利下げ方向を向いていることが示されると、ドル円は155.788円まで下落した。
本日のアジア時間、ややハト派なスタンスとなった米FOMCやパウエルFRB議長の会見の流れを引き継ぎ、ドル円は155.482円まで下落した。しかし、米長期金利の下げが一服してドルが買い戻されると、ドル円も156.07円付近まで上昇した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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