
午前の為替予想は… ハト派的な日銀と米インフレ加速で150円台へ上伸 米雇用統計でさらなる上値追いも
作成日時 :2025年8月1日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
ドル円予想レンジ
149.600-152.000円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.9%上昇した。日銀は金融政策決定会合を開催し政策金利の据え置きを決定。物価見通しを上方修正したが、植田日銀総裁が「インフレ率の上方修正だけで金融政策が左右されるものではない」との見解を示したことで、日銀の早期利上げ観測が後退し円が売られた。米6月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)や新規失業保険申請件数の強い結果を受けたドル買いも相まって、約4カ月ぶりとなる150.84円前後まで上値を伸ばした。
ドル/円は2日連続で高値圏で引けており、直近のドル買い・円売りの勢いが強いことをチャートが示している。また、長期トレンドの指標とされる200日移動平均線を上抜けたこともドル円の支援材料となる。本日は米7月雇用統計が発表される。インフレ指標が米連邦準備制度理事会(FRB)の目標から乖離していく中で、労働市場が引き続き堅調と受け止められる結果となれば、FRBの早期利下げ期待がさらに後退しドル円は一段高となることが予想される。目先の上値目途は週足一目均衡表雲上限(151.75円前後)となりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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