前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
9日、米中通商協議の再開に対する期待感から円売りが進み、さらに米長期金利の上昇によるドル買いもあり、ドル円は144.775円まで上昇した。その後、5月のNY連銀期待インフレ率の低下に伴い、米長期金利の上昇幅が縮小し、ドル円は144.347円まで下落した。
米中通商協議では、ベッセント米財務長官とラトニック米商務長官が「実りある協議ができた」とコメントし、トランプ米大統領は「中国との協議は継続中。近く加わる予定」と発言。一方で、中国の何副首相は発言を控えた。
本日アジア時間では、日経平均の堅調な推移やゴトー日の実需フローの影響でドル円は145.290円まで上昇。植田日銀総裁の「基調的な物価上昇率はまだ2%に少し距離がある」との発言が、利上げに対して慎重と市場では受け止められたこともドル円の上昇をサポートした。しかし、中国株の下落や米長期金利の低下により市場がリスク回避ムードを強めると、ドル円は144.40円台まで下落し、前半の上昇分を失った。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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