動画で見通しを解説
S&P500：最新の見通し
＜現在の状況＞
- 先週、S&P500は明確に6000ポイントを上昇
- その後調整が入り、三角持ち合いを形成中
- 日足チャートでは終値ベースで6000ポイント台にわずかに到達
＜テクニカル分析＞
- 移動平均線を突破し、今後は支持線として機能する可能性
- 50ラインを再突破し上向きに転換
- 上昇圧力が強まっている状況
＜今後の注目点＞
米中関係の動向
- 米中閣僚級協議が重要な焦点
- レアアースの輸出規制緩和が注目ポイント
- 世界的に自動車工場の閉鎖や生産停止の影響が発生
最近の進展
- トランプ大統領と習近平国家主席が電話会談を実施
- トランプ大統領：中国が鉱物や磁石、材料の供給に同意したと発言
- 中国政府：一部のレアアース輸出申請を承認
＜投資戦略＞
基本的なスタンス
- 買い目線を継続
- 調整局面では押し目買いが有効
- 6000ポイントを実体ベースで突破すれば絶好の買い場
＜結論＞
S&P500は6000ポイント台での攻防が続いており、テクニカル的には上昇圧力が強まっている。今後の相場の方向性は米中関係、特にレアアース輸出規制の緩和動向が鍵となる。トランプ大統領と習近平国家主席の電話会談で良好な進展が見られており、貿易摩擦の更なる緩和が実現すれば、株式市場にとって大きな押し上げ要因となる可能性が高い。基本的には買い目線を継続し、調整局面での押し目買いや6000ポイント突破時の追随買いが有効な戦略と考えられる。
S&P500 チャート分析①（日足）
S&P500 チャート分析②（4時間足）
最新のS&P500チャートはコチラ
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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