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メキシコペソ/円見通し「中銀は景気配慮で連続利下げ、ペソの底堅さも利下げを後押し...次回も大幅利下げの見方」【知っトク!メキシコペソ】#外為ドキッ 2025/5/19

このレポートでは、メキシコペソとアメリカ経済や日本円との為替レートの動き、メキシコペソの見通し、そしてその影響を受ける可能性がある要因について詳しく解説します。

執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

X(Twitter): https://twitter.com/KandaTakuya

連続大幅利下げでもなお高金利 ドル安・ペソ高も利下げ後押し

 メキシコ中銀は先週15日、政策金利を50bp(0.50%ポイント)引き下げ、8.50%とすることを発表した。利下げはこれで7会合連続となり、直近3会合はいずれも50bpの大幅な利下げが続いている。中銀は今回の利下げについて、国内経済活動の低迷に加え、「世界的な貿易政策の変化の可能性」を考慮したと説明。「トランプ米政権による経済政策の変更が、先行きの不確実性を高めている」とも指摘した。同国のインフレ率は3%台後半と目標レンジ(2~4%)の上限付近にあるものの、政策金利が依然として高水準であることから、中銀は景気への配慮を優先した政策運営を続けていると見られる。また、為替市場でペソ相場が対ドルで底堅く推移しており、これも利下げを後押しする要因となっているようだ。実際、利下げ直前の先週14日には、ドル/ペソが一時19.303ペソ前後まで下落し、昨年10月14日以来のドル安・ペソ高水準を付ける場面があった。なお、利下げ後もペソが大きく下落する展開には至っていない。こうした中、市場では次回の中銀会合(6月26日)でも、再び50bpの下げが実施されるとの見方が強まっている。

メキシコペソ/円 週足チャート

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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