読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円、152.60円台へ急伸…日銀は来年1月に追加利上げ先送りか(NY市場の見通し)2024/12/11 #外為ドキッ

 

ドル/円、152.60円台へ急伸…日銀は来年1月に追加利上げ先送りか

欧米時間のドル/円予想レンジ:151.400-153.400円

東京市場のドル/円は、じり安の展開。日本株安などを背景に一時151.41円前後へ弱含みました。ただ、その後は米長期金利が持ち直したことなどから151.70円台へやや値を戻しています。

欧州市場に入ると、中国当局が「トランプ関税を睨んで2025年の人民元安容認を検討」と伝わったことで人民元/円が下落。その動きに連れて、ドル円は151.46円前後まで押し戻されました。18時頃には日銀に関して「一部の政策委員は12月会合で利上げが提案された場合、反対しない見通し」との報道を受けて151.00円前後へ急落する場面もありました。しかし、同時にトランプ次期政権への不確実性から「1月に利上げを先送りした場合でも大きなコストは伴わないとの認識」などと追加利上げを急ぐ状況ではないとの認識を示したことが円売りを強めて152.60円台まで急反発しました。

17-18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを巡り、今夜の米11月消費者物価指数(CPI)は最後の重要な手掛かりとして注目が集まっています。市場予想は前年比+2.7%と前回(+2.6%)から小幅に伸びが加速すると見られています。コアCPIは前回(前年比+3.3%)と同率の伸びが見込まれており、高止まりする予想です。予想以上に伸びが加速した場合は利下げ観測が後退しドル買いが強まるでしょう。一方で、予想に反して鈍化となれば25bp(0.25%ポイント)利下げを完全に織り込む可能性がありドル売りで反応すると考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

12/11(水)
20:00 南ア10月小売売上高
22:30☆米11月消費者物価指数
23:45☆カナダ中銀政策金利
24:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 米10年債入札(390億ドル)
28:00 米11月財政収支
----- OPEC月報

12/12(木)
07:15 ジョーンズRBA総裁補講演
09:30☆豪11月新規雇用者数
09:30☆豪11月失業率
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。