読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

南アフリカランド 月間為替予想「有事の金(ゴールド)需要!5/29の南ア総選挙はリスク要因」FXレポート 2024年5月

 

南アフリカランド相場見通し

イスラエル・シリアの緊張は金(ゴールド)高に、ランドにも影響

  南アフリカ・ランドの対ドル相場は、グローバルな為替市場におけるリスクセンチメント、そしてそれを大局的に反映して変動する安全通貨であるドルの名目実効為替レートと連動性が高い(第1図)。

南アフリカ・ランド対ドル相場とドル名目実効為替レート

第1図:南アフリカ・ランド対ドル相場とドル名目実効為替レート

4月3日発表の米3月ISM非製造業景気指数が市場予想比下振れるなど、4月第1週の米主要経済指標が強弱マチマチな内容となりドルが反落したことで、ランドは4月上旬にかけて反発に転じた。4月1日に起きたイスラエルによるシリアのイラン大使館攻撃により、南アフリカの主要輸出品目である金の価格に地政学リスクへの警戒から上昇圧力が強まったことも支援材料となった可能性がある(第2図)

第2図:南アフリカ・ランド対ドル相場と金価格

第2図:南アフリカ・ランド対ドル相場と金価格

もっとも4月10日に発表された米3月消費者物価が市場予想を上回るなど、米国の根強いインフレ圧力を確認する結果となり、年内のFRBの利下げ開始がさらに後ずれするとの見方から米金利と共にドルが急上昇すると、ランドは下落に転じた。4月13日にはイランがイスラエルに対して報復攻撃を行うなど、紛争のエスカレートが警戒され金価格は上昇が続いたが、この局面では支援材料にならずランドは下落が続いた。

南アの経済指標は総じてマチマチな内容が続く中、4月30日~5月1日に次回FOMCを控え、当面は米国のインフレ・金融政策見通しと連動したグローバルな金融市場動向にランドも影響を受け易い状況が続きそうだ。尚、5月29日の南アフリカ総選挙では与党アフリカ民族会議(ANC)の苦戦が報じられており、先行き政治的不透明感が徐々にランドのリスク要因となって来る展開にも要注意だ。

南アフリカランド/円 週足チャート

南アランド円 週足チャート

南アフリカランド 特設サイト:
 南アフリカランドのスワップポイントと見通し|初心者でも分かるFX投資|外為どっとコムのFX

チャート:
為替チャート・FXチャート | 外為どっとコムのFX | 初心者にもわかるFX投資

店頭FX(外国為替保証金取引)における新興国通貨取引のリスクについて
当社取扱通貨のうち、いわゆる新興国通貨に分類されるトルコリラ・南アフリカランドおよびメキシコペソ(MXN)はインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が主要国通貨に比べ相対的に低く、経済指標発表のみならず金融政策変更やその他政治的要因、さらには地政学的リスク等の要因による突発的な相場急変動が起こりやすい環境下にございます。また、こうした急変動時には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ大幅に拡大する傾向にあり、その場合には当社でもやむなく提示スプレッドを一時的に拡大することがございます。あわせて、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。これら新興国通貨のお取引、およびこれらを対象とするキャンペーンへのご参加に際しては、以上につきあらかじめご留意のうえ、ポジション保有時、特に法人会員様の高レバレッジ取引における口座管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。以上の新興国通貨それぞれのリスク、および直近時点でのリスクレポートにつきましては、こちらのページをご参照願います。
新興国通貨が高金利である理由について
新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。
 
橋本 将司氏 公益財団法人 国際通貨研究所 経済調査部 上席研究員
橋本 将司(はしもと・まさし)氏
慶應義塾大学卒業後、三菱UFJ銀行に入行。国際通貨研究所研究員、グローバルマーケットリサーチ・シニアアナリスト、経済調査室ニューヨーク駐在などを歴任し、グローバルな為替市場やマクロ経済に加え、米国金融業界や金融規制など幅広い分野の調査業務に従事。現在国際通貨研究所において、為替市場や主要国の金融政策・マクロ経済動向の分析を担当。理論的な観点からの為替市場分析を得意とする。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。