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ドル/円、148円を挟んで乱高下…日銀会合は金融政策を維持。植田総裁「物価見通しの実現確度高まっている」で円高場面も(NY市場の見通し)2024/1/23

ドル/円、148円を挟んで乱高下…日銀は金融政策の現状維持を決定。植田総裁、物価見通しの実現確度高まっている

東京市場のドル/円は148円を挟んで乱高下。正午過ぎに日銀が金融政策の現状維持を発表すると円売りが強まり148.52円前後へ上昇しました。しかし、その後は日本株の上げ解消とともに円買いに傾くと147.80円台に下落するなど、荒い値動きとなりました。

日銀が3月以降の政策修正に向けて地ならしを行うかもしれないとの見方もありましたが、声明文は概ねこれまで通りで、近い将来の政策修正を予感させる文言はありませんでした。

植田日銀総裁は、記者会見では「物価見通しの実現の確度、引き続き少しずつ高まっている」、現時点での物価・経済・金融見通しを前提とし、「大きな不連続性が発生するような政策運営は避けられる」などの見方を示しました。すると市場は円高で反応し一時146.98円前後まで下落しました。しかし、政策修正時期に関する明確な発言が控えられたこともあり欧州市場では円売りに傾くと147.90円台まで持ち直しています。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10日移動平均線を前に反発すると80日線や昨年11月高値から12月安値への下落幅に対する61.8%戻しの水準上まで持ち直して底堅く推移しています。直近は148円台後半で伸び悩んでいますが、突破すれば150円も視野に入れた相場展開となりそうです。

ドル円 日足チャート

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1/23(火)
24:00 ユーロ圏1月消費者信頼感・速報値
24:00 米1月リッチモンド連銀製造業指数
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1/24(水)
08:50 日本12月貿易統計
※☆は特に注目の材料

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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