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来週の為替予想(ポンド/円 ユーロ/円) 「独自材料少ない、円の動向がドライブ要因」ハロンズ FX 2024/1/21

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2024年1月19日 16時00分

独自材料少ない、円の動向がドライブ要因

1月15日週のユーロ/円、ポンド/円は堅調

日銀の1月政策修正期待の後退をベースに、ユーロ/円、ポンド/円は上方向を試す動きが優勢でした。ユーロ/円は161.860円まで上昇したほか、ポンド/円は英国のインフレが下げ渋ったことによる利下げ観測の後退も手伝って188.924円まで上値を拡大させました。ポンド円の高値更新は2015年8月以来のことです。ただ、月次の英12月小売売上高がさえない結果になるとポンド/円は上値を抑えられました。(各レート水準は執筆時点のもの)


 FXのライブ解説、結局円安、海外長期投資家の目線は1ドル200円とも (2024年1月18日)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

ECB理事会は手掛かりになりづらい

ユーロ圏では、各種景況感の発表やECB(欧州中央銀行)理事会の開催が予定されています。前回の理事会後の会見で、ラガルドECB総裁は賃金の上昇圧力が残る中で、早期の利下げは否定しているものの、今年後半の緩和を意識し始めた様子を示しました。データの蓄積が浅いこともあり、今後の金融政策を巡る新たなヒントは出てこないでしょう。ユーロ単体では方向性が定まりづらく、ユーロ/円の動向は円次第と言えそうです。その円については、米ドル/円のレポートでも指摘したように基本線は円安と考えるものの、当局者の口先介入に対する警戒も怠れないため、追っかけ買いで高値掴みにならないように注意が必要です。

ユーロ円はテクニカル的には、期間21日のボリンジャーバンドの+1σラインと+2σラインの間をバンドウォークしながら下値を切り上げる格好になっており、一目・転換線(159.531円 執筆時点)まで下押す局面では打診買いが有効と感じています。ただ、見誤ったと思ったら一旦損切りして、21日移動平均線付近の底堅さを確認してから新たに買いを検討したいです。

【ユーロ/円チャート 日足】

EUR/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:EUR/JPY:158.000-164.000

英国、好循環へ向かうかサービスPMIに注目

英国の消費者物価指数はインフレ鈍化のペースが緩やかになっていることを示唆する結果になり、早期利下げ期待の後退がポンドを下支えしそうです。もっとも、インフレ指標の先行指標である生産者物価指数は低下基調が続いているため、インフレ率の低下は今後も継続する公算が高いとの見方が優勢のため、現在の動きは少し織り込み過ぎた利下げ観測の修正の域を出ていません。本格的にポンドが上昇するかどうかは各種ファンダメンタルズを見極める必要がありそうです。24日のサービス業PMIが好調な結果となれば、英国経済への期待感からポンドの底堅さは増しそうですが、逆にさえない結果となればインフレ再燃が成長回復を遅らせるとの思いから、ポンドの上値が重くなる危険もありそうです。

 ポンド/円も、21日移動平均線をサポートに下値を切り上げる動きを続けており、相応の底堅さが窺えます。昨年11月につけたそれまでの直近高値(188.666円)を上抜けたことで、190円台も視界に入っています。ただ、期間9日のRSIは高値圏が警戒される77%付近と買われ過ぎ状態が進んでいるため、ユーロ/円と同様に高値掴みには気を付けたい局面です。

【ポンド/円チャート 日足】

GBP/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:GBP/JPY:186.000-193.000

1/22 週のイベント

1/23(火) 24:00 ユーロ 1月消費者信頼感(速報値)
1/24(水) 17:30 ドイツ 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/24(水) 17:30 ドイツ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/24(水) 18:00 ユーロ 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/24(水) 18:00 ユーロ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/24(水) 18:30 イギリス 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/24(水) 18:30 イギリス 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
1/25(木) 16:45 フランス 1月企業景況感指数
1/25(木) 18:00 ドイツ 1月IFO企業景況感指数
1/25(木) 22:15 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利
1/25(木) 22:45 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
1/26(金)  - 日本 通常国会、召集
1/26(金) 9:01 イギリス 1月GFK消費者信頼感調査
1/26(金) 16:45 フランス 1月消費者信頼感指数

一言コメント

気象庁の公式記録では1902年1月25日に北海道旭川市で記録した-41.0℃が国内の最低気温だそうです。ただ、1978年2月17日に幌加内町母子里で-41.2℃が観測されており、こちらを最低気温として日本記念日協会からは認定されています。ま、どちらもバナナで釘が打てる温度に変わりはないんですけどね。

 
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