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豪ドル/円 今日の見通し「豪ドル売りの材料となり得る中国恒大集団のヘッドラインに要注意!」2023/12/4

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は続落。30日に開催された石油輸出国機構(OPEC)プラス会合で追加減産が決まったものの、減産方法など不透明な部分が多かったことが材料視されたほか、米国をはじめとした主要国の景気が来年にかけて悪化していくとの見方が出たことなどが売り材料となった。終値は前日比-1.89ドルの1バレル=74.07ドル(12月1日)。

・11月29日に発表された豪10月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%となり豪州のインフレは前月(+5.6%)から大幅に鈍化した。
10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。

・11月16日発表の豪10月雇用統計は、雇用者数が市場予想(2.40万人増)を大幅に上回る5.50万人の増加だった。失業率は3.7%へ上昇、労働参加率は67.0%へ上昇した。

・11月7日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%へ0.25%の利上げを実施した。

今日のメインシナリオは

豪ドル売りの材料となり得る中国恒大集団のヘッドラインに要注意!

本日は豪州や中国の主要な経済指標の発表は予定されていない。そのため、日本や中国、米国などの株価指数動向が豪ドル相場に影響を与えそうだ。

そのほか、本日は中国恒大集団の清算申し立てを巡る審理が香港で行われる。同社は約49兆円もの負債を抱えており、仮に清算命令が出された場合には同社の債権を保持する中国の金融機関の財務状況へ多大な影響を与える恐れがある。この場合、リスクオフの動きが強まることになり、中国と交易関係が強い豪ドルにとってネガティブ材料となりそうだ。中国恒大集団関連のヘッドラインには注意しておきたい。

この先の個別相場変動

■中国恒大集団に清算命令が出される
⇒中国恒大集団は債権の支払い不能となる
⇒中国恒大集団の債権を保有する中国の金融機関の財務状況が悪化する
⇒中国が金融危機に陥るとの懸念が広がる
⇒豪州は中国と交易関係が強い
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

中国恒大集団の清算申し立てを巡る審理
日中米株価指数動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは晴れ。12月1日の23時に豪ドル/円のストキャスティクスで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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