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ドル/円、米10月CPIの結果次第で33年ぶりの152円台も(NY市場の見通し)2023/11/14

ドル/円、米10月CPIの結果次第で33年ぶりの152円台も

東京市場のドル/円は、高止まりの展開。米10月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードとなり151.60円台から151.70円台で小幅な値動きが続きました。

今夜の米10月CPIは、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げの可能性を探る上で注目されています。市場では前年比+3.3%と前回(+3.7%)から鈍化すると予想されている一方で、コアCPIの前年比は+4.1%と前回(+4.1%)から横ばいが見込まれています。仮に米CPIが予想を上振れた場合はドル/円が33年ぶりの152円台に乗せる可能性もあるでしょう。しかし、その場合は日本政府・日銀による円買い介入への警戒感がさらに高まりそうです。他方で、複数のFRB高官による講演が控えていますので、米10月CPIの結果を受けて追加利上げの可能性に言及するかにも注目しておきましょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、6日連続で陽線出現と堅調な地合いが続く中で、昨日は151.91円前後まで上伸して年初来高値を更新しています。その後は、昨年高値151.94円前後を前に小緩んでいますが、151円台後半で高止まり状態となっています。10日線とRSIが横ばいとなったことからも足元の動きが鈍っているのが分かります。ただ、上昇基調は継続していますので151円台前半では押し目買いが入りやすくなりそうです。仮に152円を突破した場合は売りポジションの損切りを巻き込んで上昇の勢いが増す可能性があります。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

11/14(火)
19:00☆独11月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏11月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏7-9月期GDP・改定値
19:30 ジェファーソンFRB副議長講演
21:00 ディングラ英MPC委員講演
22:30☆米10月消費者物価指数
22:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
22:45 ピル英MPC委員講演
24:00 バーFRB副議長講演
25:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
26:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
26:45 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演

11/15(水)
08:50☆日本7-9月期GDP・速報値
09:30☆豪7-9月期賃金指数

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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