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ポンド/円 久しぶりに安く引けたが、どうかな・・・

今週の注目通貨ペアはこれだ!

■  ポンド/円 久しぶりに安く引けたが、どうかな・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。チャートの形状は概ねユーロ円と同様、つまり週初に上値追いの動きを見せた後、週末にかけて下値を試す展開となっています。ただ、チャートの形状はユーロ円よりも悪いと判断できそうです。先週の高値が10月12日の戻り高値に届かなかった点を見ると、上値の重さを意識せざるを得ない点がそれを物語っています。
移動平均線は、3本ともほぼ横ばい推移となっています。実体線と3本の移動平均線の関係を見てみると、先週の初めは実体線が3本の移動平均線の上側に顔を出していましたが、週央以降は実体線が逆に3本の移動平均線の下側に沈む展開となっています。終値ベースで10月5日以来の水準にまで実体線が下押しした点も注目に値するところですね。
今週は、やや売り先行スタンスで臨んでみたい感じがしています。実体線が3本の移動平均線の上側に顔を出す時間帯が圧倒的に短く、逆に久しぶりに実体線が安い水準での越週となった点を考えると、安易な押し目買いはワークしにくいと考えた方がよいのではないでしょうか。MACDもわずかながらではありますがゼロラインの下側でデッドクロスを形成していて、目先は少し下押しリスクが大きいような気がしています。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 上値の重さが少し意識されるか・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は1円50銭にも満たず、しかも木曜日の上ヒゲを除くとその値幅はさらに小さなものとなります。そして、先週金曜日に出現した陰線の胴体部分が70銭以上あり、小動きが続く中にあって、少し買われて週末に陰線を引いたという値動きに象徴されたと言えそうです。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週木曜日以降の動きを見るにつけ、やや円高方向への流れが醸造されそうな気もしなくはないのですが、これまで延々と続いてきた緩やかな上昇トレンドが果たして先週後半の動きだけで転換点を迎えるようには到底思えません。ただ、実体線が久しぶりに中期の移動平均線に接近していることも確かで、いわゆる押し目買いはやや危険な印象も持っています。

■ ユーロ/円 上値追いを期待するのは難しいか・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の流れを引き継ぎ週初は陽線で始まりました。ところが、火曜日に週間の高値を付けたところから反転、週央は値を保っていましたが金曜日に木曜日の下ヒゲを一気に攻略し、下値を追う形での越週となっています。週初は買いに見えましたが週末は買いには見えないという、何とも慌ただしい展開となっています。
今週は、リスクテイクするのであればやや売り先行スタンスを取りたい感じがしています。先週の前半と後半で流れが一気に変わったことに加えて、実体線が久しぶりに中期・長期の移動平均線を攻略しそうな雰囲気を醸し出している点がその根拠となっています。実体線が下値追いの動きを見せるようだとMACDもデッドクロスを形成する可能性が高く、買い方のポジションは少し苦しくなるような気もしています。

■ オージー/円 方向感に欠ける動き・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。チャートを見てお分かりのように、水曜日の上ヒゲと木曜日の下ヒゲが大きく目立つ展開となっています。この2本の上下のヒゲを除くと週間の上下の値幅はわずか50銭そこそこということになります。上下のヒゲの長さが週間の値幅の半分以上を占めるということで、目立ったトレンドはないと考えてよさそうですね。
今週は、少し様子を見るよりなさそうです。トレンドレスの状態は今に始まったわけではないのですが、10月上旬以降、実体線は3本の移動平均線を境に上下動を繰り返すばかりで、94円台の後半を中心とした完全なレンジ相場が続いています。目先の上下動に翻弄されることなく、上下どちらでもよいので明確な方向感が生じるのを待ってからインするという幅広なスタンスが肝要かもしれませんね。

■ ユーロ/ドル もう少しチャート上のヒントが欲しいか・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。月曜日の陽線で上値を試す展開となりましたが、火曜日に週間の高値を付けた後はあえなく失速、一方、木曜日に下値を試しましたがこちらも追随なく戻し、結局1.05台の半ばの居心地が良いと言うか、上を試しても下を試しても戻されるという展開が続いています。何とも大きなトレンドへの発展は尚早なのかもしれません。
今週は、先週前半に上値追いの動きに失敗した点を考えると、売り買いどちらという点では打診売りで臨みたい感じはしています。ただ、先週後半に大きな動きが見られなかったことから、売るのであれば実体線が安く引けて下値追いの可能性が高いという読みが成り立った後の方がよいかもしれません。下落を続ける長期の移動平均線やMACDの状況を考えると、買いを選択する余地はあまりないように思います。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。