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最新動画は【明快！テクニカルレビュー】で公開しています。
動画配信期間：2023/10/16～2024/1/16
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「ＦＸ ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします！
目次
0:00 ガザの地上戦による相場への影響
1:50 ドル円分析
2:30 ユーロ円分析
2:56 ポンド円分析
3:20 豪ドル円分析
4:06 対ドル(ユーロ・ポンド・豪ドル)分析
5:41 まとめ
6:28 おしらせ
要約
イスラエルが怪しいげな話になってしまいまして、ガザで地上戦という話が出ています。これだけだと、おそらく一過性で終わるのではないかと思うのですが、その後イランが出てきたり、周辺国でどうなるか分からないということで、ちょっと不安が高まっている状況と言えるのではないかなと思いますね。
特に先週金曜日の動きを見ていますと、アメリカの金利・株・為替、この辺りが何をどう織り込んで良いのか非常に分かりにくい感じの動きを見せていたと感じています。為替は冷静そのものという感じですが、FXについてはやはり早めに損切りする形のマネジメントをした方がいいんだろうなと思いますね。
有時でドルが買われるのか、円が買われるのか、あるいは有事でないのか、いろんなシナリオが想定されて、実際どうなのかということよりも、マーケットの思惑の方が大きくなる可能性が高まっている状況だと思います。少しニュースが出れば、振れの大きい展開に陥ってしまうということは十分に想定できる、という前提でポジションを組んでいくべきだろうと思いますね。
ドル円は意外に強いんですね。12日の陽線で高く引けて、金曜日下押しする場面もありましたが、戻して小陰線ということで、実体線が3本の移動平均線の上側に位置しています。これだけ見ると弱くはないという判断で良いかなと思いますね。有事でドルが買われるということであれば、なんとなく円も連られて買われるのではないかなという気がします。ドル円については有事であってもなくても、あんまり動かないような気がしますが、チャート的には若干ドル高と言いますか、買いかなという気ががしますね。
チャート的にはドル高の方に少し行きかけている。本当にドルが変われるとしたら、夜明け前という感じなのではないかなというに見えるのですが、チャートとイベントとどうなるのかという答え合わせを今日の夕方以降確認するという風な形になるのではないかという風に思いますね。そういう意味で、安定感にかける動きが続くと思いますので、いつにも増して注意しながら、逆差し値の注文をしっかりと入れて、切るべきところは切るという風な形のマネジメントをしておかないと、大きく動いった時に大きな損失を被る可能性が高いです。東京タイムは、全然動いてないように見えますが、非常に不安定な状況だという前提でポジショニングされるといいのではないかなという風に思いますね。
「ＦＸ ウィークリーテクニカルレポート」
https://www.gaitame.com/media/entry/2023/10/16/094711
井上義教 氏株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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