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最新動画は【明快!テクニカルレビュー】で公開しています。
動画配信期間:2023/9/25~2023/12/25
大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!
目次
0:00 ドル円分析
1:32 ユーロ円分析
2:30 ポンド円分析
3:25 豪ドル円分析
4:17 対円相場分析まとめ
4:48 ユーロドル分析
5:17 ポンドドル分析
6:02 おしらせ
要約
相場は動いてなくはないんですけど、都合よく動いてくれないという感じがしています。例えばドル円の日足のチャートは、先週水曜日まで上値追いで148円台まで買い進んでいたんですが、木曜日に陰線で下押したあとまた金曜日は陽線で戻して高く引けるっていう。買いは買いなんですけど、買いポジションをずっとキープできた方って、そんなに多くないんじゃないかなという気がします。もちろん、日銀・FOMC・イギリスなど色々なところの政策金利の発表があって、そんなの関係なしにドル円は買いという風な相場観ってなかなか持ちにくいと思います。
チャート的には買いですが、介入が怖いと言いますか、そこに賭けるインセンティブにイマイチかけるんじゃないかなと思うんです。介入が入った場合にどれぐらい売られるのかっていうのが全く見積もれない状況を考えると、逆指値を入れててもワークしない可能性が高いんじゃないかなと思いますので、買いは買いでも、買うかどうかはまた別問題と。短期的でも、ポジションを持ってる間に介入が入ったらどうする、ということもあるので、短期だったら大丈夫という話にはないと思うんです。
対円は今まで円安円安で来てましたけど、通貨ペアによって強弱が現れてきました。
一番買いやすいのがドル円、その次は豪ドル円、ユーロ円はニュートラル、ポンド円は下向きかなという感じですが、いずれも日銀の介入が怖いので、やはり対円を買いから入るっていう選択は個人的には外した方がいいのではないかなという風に思っています。じゃあ、対円で売るということであればポンド円?みたいな感じかなというふうに思っています。
「FX ウィークリーテクニカルレポート」
https://www.gaitame.com/media/entry/2023/09/25/083740
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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