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ドル/円 上値を抜けてきた!

今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  ドル/円 上値を抜けてきた! 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週を通じて5連続陽線の出現ということで、売り方の買い戻しが相場の上伸に寄与したと考えてよいでしょう。特に、木曜日の陽線で先週木曜日の戻り高値を超えてからは買い戻しに拍車がかかり、先週金曜日は終値ベースで見ても6月末の戻り高値を超えていることから、売り方が完全に粉砕された形状と判断できます。
移動平均線は、3本とも上昇しました。実体線>短期>中期>長期という並び順が維持され、MACDも上昇基調ということから判断すると、上昇トレンドが継続中と考えて差し支えないでしょう。ただ、MACDは6月末の戻り高値を更新したことで強烈なダイバージェンシーを形成していて、買いポジションがあれば利食いも要検討という形にはなっています。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるを得ないと思います。チャート上に売りを示す指標は見当たらず、水準感以外に買いを躊躇させるものはありません。息の長い上昇トレンドが継続するかどうかは別として、目先は少なくとも下落を期待するよりも上伸への期待が大きい状況が続くでしょう。ボリンジャーバンドの幅が広がっていて、下ヒゲの長さには十分注意が必要と考えられますが、下落局面では売り方の買い戻しが入り、相場の下支えに寄与すると思います。


その他 通貨ペア分析


■ ユーロ/円 売り方に厳しい動きが続く・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。ドル円と同様に上昇基調が継続していますが、ドル円と異なるのは、先週金曜日に高値を付けた後に少し売られて「小陰線」という形で越週となっていることです。ただ、大同小異と言うか、チャートのどこを見ても売り方を支持する材料が見当たらず、基本的には強い相場が続いていると判断してよさそうですね。
今週は、ドル円と同様、買い先行スタンスで臨まざるを得ません。唯一気にかかるのは、MACDが強烈なダイバージェンシーを形成していることでしょうか。この状況だけで新規の売りポジションを取るわけにはいきませんし、戻り高値越えの実現が売り方の買い戻しを誘発する状況はしばらく継続すると考えるのが自然と考えられます。実体線が値持ちするようであれば、息の長い上昇トレンドに発展する可能性が高まってくるように思います。

■ ポンド/円 強いチャートと言わざるを得ない・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。週を通じて5連続陽線の出現、先々週末の少し気になる雰囲気はどこへやらということで一気に戻り高値を超えてきています。7月下旬に下落した局面もV字型に反発していて、その後は大きな下落を伴うことなく上伸が続いていますから、売り方の買い戻しが継続的に持ち込まれていると判断してよさそうですね。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるを得ません。ドル円・ユーロ円と状況はほとんど変わらず、下押し局面では売り方の買い戻しが断続的に持ち込まれて強力な下支え要因となることが予想されます。また、実体線と移動平均線の関係を見ても、先週火曜日以降、実体線が短期の移動平均線水準をほとんど下回ることがなく推移していて、売り方の買い戻しが上昇エネルギ-の増大に間接的に寄与している様子がチャートからも窺えます。

■ オージー/円 買いにくい・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。特段下落を演じているわけではありませんが、一方で大きな上伸を見せているわけでもないという点で他の対円の通貨ペアとは動きが全く異なる点には注目に値します。特に、先週木曜日以降は上値追いの勢いが中期の移動平均線で完全に封鎖されてしまっていて、買い方は身動きが取れなくなっています。
今週は、少し様子を見てみたい感じがしています。対円の通貨ペアで買いでインするのであれば何もオージー円を選択する必要はなく、他の対円の通貨ペア(ドル円・ユーロ円・ポンド円)を優先させるべきでしょう。また、チャート上で下落を示唆する指標も見られないことから積極的に売りスタンスを取る明確な理由にも欠けると思います。中期・長期の移動平均線の間隔が徐々に狭まってきていて、下側のリスクも小さくない点には注意が必要と考えられます。

■ ユーロ/ドル 上値の重さが無視できなくなってきたかも・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。陽線と陰線が無秩序に出現しているように感じられ、また、チャート上、特にアクセントとして大きく残っているのが先週木曜日の長い上ヒゲです。実体線が中期の移動平均線に完全にアタマを抑えられ、上値追いに完全に失敗してしまった様子がチャート上に明確に刻まれています。その影響か、金曜日は陰線の出現となりましたが、大きな下落に繋がっていない点は買い方にとってラッキーだったかもしれませんね。
今週は、リスクを取るとすれば売り先行スタンスを取りたいところです。チャート上に 明確な売りを示すものがあるわけではありませんが、それでも やはり、先週木曜日の長い上ヒゲを見るに付け、買いでインできる状況からは遠いと考えるのが妥当ではないでしょうか。MACDも知らず知らずのウチにゼロライン割れ、実体線も長期の移動平均線を下回ってくるとサポートを失ってしまいます。買い方のヒヤヒヤ感が高まる状況と考えてよいと思います。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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