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FXドル円週間予想:142円ブレイクを追っかけ買い戦略|今は豪ドル円の売り  2023/8/7(月)井上義教

配信期間が終了しました。
最新動画は【明快!テクニカルレビュー】で公開しています。

動画配信期間:2023/8/7~2023/11/7

大手銀行で為替・債券・スワップ市場のチーフディーラーとして活躍した経験を持つ百戦錬磨のプロトレーダー、井上義教氏が、毎週掲載される「FX ウィークリーテクニカルレポート」のレビューを明快に解説いたします!

目次

0:00 米雇用統計と主要通貨ペアの反応ふりかえり
2:50 今週のFX売買戦略
4:00 ドル円相場分析 高値更新を買う
5:00 ポンド円相場分析
5:48 ユーロドル相場分析
6:18 まとめ

要約

先週は米雇用統計の発表がありました。個人的には、もう少し動きが出てほしかったところですが、少しもたついている感じがします。ドル円は陰線で下押し、円高方向に動きました。一方、ユーロ円は踏ん張っているように見え、ポンド円も小陰線ですので円高に向かっている印象です。

ドル円を見て、円高の動きがありますので、ドル安と言えるでしょう。ユーロドルは陽線で反発し、陽線も見られます。これにより、ユーロが買われ、ドル安と解釈できます。ポンドドルも陽線、オージー米ドルも同様の動きとなっています。

しかし、ユーロドルのチャートを詳しく見ると、7月中旬からの下落トレンドからの反発であることから、特段強いユーロや弱いドルとは必ずしも言えないでしょう。

7月27日には大きな陰線が出ていますが、その後の動きが完全に戻しているわけではありません。先週の動きを見ると、ドル高の動きはまだ確定的ではありません。米雇用統計の発表を受け、大きく動くチャンスがあったとはいえ、結果としては大きな変動はありませんでした。

現在の市場状況を考えると、ユーロ円、ポンド円、ドル円に関して、どのポジションを取るべきかは非常に難しいと感じています。ただ、豪ドル円については売りの方向が強く見られます。

短期的な動きを見ると、高い位置での買いポジションがリスクが低いとも考えられます。例えば、ドル円やユーロ円の戻りを見ると、戻りが確定した後の高値を超えたタイミングでの買いが安全と考えられます。

さらに、ファンダメンタルズの側面から見ると、アメリカの大手格付け会社フィッチによる米国債の格下げや、アメリカの金利の動きなど、さまざまな要因が交錯しています。このような状況下でのトレードは難しく、現在は次の動きを見極めるための時間が必要と感じています。

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井上義教 氏
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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