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ドル/円、139円台半ばで様子見ムード…米6月CPIの結果で続落か反転か(NY市場の見通し)

ドル/円、139円台半ばで様子見ムード…米6月CPIの結果で続落か反転か

本日、東京市場のドル/円は、140円台を割り込んで続落。米長期金利の低下や日本株安を背景にドル売り・円買いが強まると、早々に140.00円を下抜けて139.37円前後まで下値を切り下げました。その後は、持ち直す場面もありましたが上値は重く再び反落。一時、6月14日以来の139.32円前後まで軟化しました。

欧州市場に入ると、ドルに買い戻しが入り139.75円前後まで反発するも米長期金利のさらなる低下を受けて伸び悩んでおり139.60円付近でのもみ合いが続いています。

今夜は、米6月消費者物価指数(CPI)が発表されます。前年比で+3.1%と前回(+4.0%)から大きく鈍化すると見られていますが、これは昨年6月の伸び(+9.1%)が大きかったことが影響しています。一方、前月比では+0.3%と前回(+0.1%)から伸びが加速する予想となっています。また、コアCPIは前年比が+5.0%と前回(+5.3%)から僅かに鈍化すると見込まれています。6月CPIの結果が、米長期金利とドルをさらに押し下げるのか、あるいはいずれも反転するきっかけとなるのか注目しましょう。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

7/12(水)
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 メキシコ5月鉱工業生産
21:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
21:30☆米6月消費者物価指数
22:45 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
23:00☆カナダ中銀政策金利
23:30 EIA週間原油在庫統計
26:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
26:00 米10年債入札(320億ドル)
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
29:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
----- NATO首脳会議
※☆は特に注目の材料

最新の経済指標カレンダーはこちら ↓↓↓
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

今日の注目トピック

本日、正午にロウ豪中銀(RBA)総裁が「さらなる利上げが必要になるかもしれない」などと発言しました。7月4日のRBA理事会では政策金利を4.10%に据え置くと発表。ただ、声明で「金融政策のさらなる引き締めが必要になるかもしれない」などと今後の利上げ再開に含みを持たせました。8月1日の理事会で利上げを再開するのかどうかについては7月26日に発表される4-6月期CPIの結果が大きく影響しそうです。
また、来年からRBA理事会について変更があるとしました。
・来年から金融政策会合の開催回数を現在の年11回から8回に減らす
・うち4回は2月、5月、8月、11月の第1火曜日に開催
・残り4回の正確な日程はまもなく発表
・発表は豪州時間14時半、15時半に会見を開く
・四半期経済予測は現在のように翌金曜日ではなく、金利決定と同時に発表

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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