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ドル円・ユーロ・豪ドル見通し:円安・ドル高の強い流れが継続 最新の天井・重要なレジサポ・トレンド転換のポイント解説 6月20日(火)川合美智子

配信期間が終了しました。
最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。

動画配信期間:2023/6/20~2023/7/4

月曜から金曜までの毎営業日、外為市場に長年携わってきた5人のコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

目次

0:00 昨日(6/19)の相場振り返り 円独歩安の流れが強い状況
1:44 ドル/円週足 137円がトレンド転換のサポートポイント もう一段二段上げる可能性の方が高い 引き続き押し目買い戦略継続
5:23 ドル/円日足 140円を割るようなら押し目買いは一旦撤退
8:08 ユーロ/ドル週足 調整下げいったん終了か
11:17 ユーロ/円月足 2009年来の上昇 基調はユーロ高・円安 押し目買い
13:29 ユーロ/円週足 
14:38 ユーロ/円日足 
17:23 豪ドル/円週足 直近高値(98.60円)を超えてもおかしくない
19:54 豪ドル/円日足 96円を割り込んで終わると買いは一旦撤退
23:02 【PR】特別キャンペーンのご案内

ドル円要約

金融政策の格差により、先週から円安が強く、ドルはユーロやポンド、オセアニア通貨に対しては強さが限定的ですが、ドル円に対しては強気です。現状では、円安・ドル高の流れが非常に強く、トレンドが変わるポイントを見極めることが重要となっています。

ドル円は週足ベースでは151.95円の昨年高値からのレジスタンスラインを超えていますが、3月につけた129.64円を基点として14週目を迎えています。この点を基に天井をつける可能性もあるため、少し注意が必要です。トレンドが変わるポイントは週足ベースで見ると、3月の129.64円から引いたサポートラインが現在137.10円で、このレベルを割らないと短期的なドル安・円高には切り替わりません。 また、137円を割り込むと、長期的なサポートラインが133円台にあり、これを割れば中期トレンドが変わり、130円割れが可能性として考えられます。

一方、上値の目途は145円や、昨年11月のCPI発表後の大陰線の起点である146.20円です。週足で見ると145円の抵抗が強いですが、まだドル高の可能性が高いと考えられます。そのため、ドル売りをするのではなく、強いトレンドが続いていることから、押し目買い戦略は継続です。

日足のサポートポイントを見ても、週足と同じように、137円のサポートラインが強力です。ただし、より短期的なトレンドの変化を確認するためには、140円を割り込むことが指標となります。もし140円を割り込んだら、一度押し目買いはやめてニュートラルな立場から再度方向性を確認することが必要です。

一方で、200日線も137円台にあり、週足と同じく強いサポートが存在しています。逆に、137円を割り込むと短期的なトレンドが大きく変化する可能性があるため、注意が必要です。上値目途は144円台から144.60円超えから結構上値抵抗が厚くなりますので、たとえ強くても140円の後半からは一気に上がっていくっていう風な流れにはならないと思います。あくまでも140円終わってこないと短期的なトレンドはニュートラルに変わらない、というところからすると、やはりまだ押し目買いは進めていく必要があるというような感じですね。

 
川合美智子氏
外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。
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