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豪ドル/円 今日の見通し「欧米の景況感に注目!製造業の回復が豪ドルを支える」2023/5/23

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は小幅反発。米債務上限問題を巡る不透明感から小幅な値動きとなった。終値は前日比+0.44ドルの1バレル=72.05ドル(5月22日)。

・豪4月雇用統計が発表され、雇用者数は市場予想(2.50万人増)に反して0.43万人の減少だった。失業率は3.7%、労働参加率は66.7%となった(5月18日)。

・5月2日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利を3.85%へと0.25%の利上げを実施した。

・4月26日に発表された豪1-3月期消費者物価指数(CPI)は前年比+7.0%となり、前四半期(+7.8%)からインフレは鈍化した。また同時に発表された3月月次CPIは前年比+6.3%となった。

今日のメインシナリオは

米債務上限問題を巡る不透明感が豪ドル/円の上値を抑える

本日はドイツやユーロ圏、米国などの5月サービス業購買担当者景気指数(PMI)と5月製造業PMIが発表される。
欧米では製造業よりもサービス業の景気回復度合いが大きく、製造業の回復力不足を補う状況が続いている。各国(地域)の5月の製造業PMIが予想以上に回復し、好不況の境目と言われる50.0に近づく(超える)ことが出来れば、資源国通貨である豪ドルにとって支援材料となりそうだ。

他方で、米債務上限問題を巡る交渉は続いている。同問題に関するヘッドラインには引き続き注意が必要だ。

この先の個別相場変動

■欧米の製造業PMIが予想を上回る
⇒豪ドルは資源国通貨
⇒豪ドルは買われる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

欧米製造業PMI
中国、米国の株価動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは晴れ。7時に豪ドル/円のRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

    • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
    • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
    • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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