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豪ドル/円 今日の見通し「米CPIが豪ドル/円相場を直撃!?」2023/5/10

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は3日続伸。中国の4月貿易統計で原油の輸入が減少していたことから売りが先行したものの、「米国が年内にも戦略石油備蓄の補充を始める計画」との報道を受けて買い戻し優勢となった。終値は前日比+0.55ドルの1バレル=73.71ドル(5月9日)。

・5月2日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利を3.85%へと0.25%の利上げを実施した。

・4月26日に発表された豪1-3月期消費者物価指数(CPI)は前年比+7.0%となり、前四半期(+7.8%)からインフレは鈍化した。また同時に発表された3月月次CPIは前年比+6.3%となった。

・豪3月雇用統計が発表され、雇用者数は市場予想(2万人増)を上回る5.30万人の増加だった。失業率は3.5%、労働参加率は66.7%となった(4月13日)。

今日のメインシナリオは

米CPIが豪ドル/円相場を直撃!?

本日は、米4月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場は前年比+5.0%と米国のインフレが前月から横ばいになることを予想。先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ7月にも利下げを開始するとの見方が浮上している。米4月CPIが予想ほど鈍化していなければ、市場のFRB早期利下げ期待が後退することになりそうだ。そうなると、米金利が高い状態が長く続き、米景気が減速することが連想されるため米国株価指数は下落。リスクセンチメントに敏感な豪ドルは売られることになりそうだ。

この先の個別相場変動

■米4月CPIが予想を上回る
⇒米利下げ期待が後退する
⇒利下げ期待が先行していた分、米ドルの買い戻しが強まる
⇒豪ドルは対米ドルで売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

米4月消費者物価指数
米国や中国の株価動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに晴れ。6時に豪ドル/円のRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

    • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
    • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
    • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。