来週のドル円関連重要イベント
5月1日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。
5/1(月):
【アメリカ】4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
【アメリカ】4月ISM製造業景況指数
5/2(火):
【アメリカ】米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
【アメリカ】3月製造業新規受注(前月比)
【アメリカ】3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
5/3(水):
【アメリカ】4月ADP雇用統計
【アメリカ】4月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
【アメリカ】4月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
【アメリカ】4月ISM非製造業景況指数(総合)
【アメリカ】米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
【アメリカ】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
5/4(木):
【アメリカ】3月貿易収支
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
5/5(金):
【アメリカ】4月雇用統計
特に注目度が高いのは3日(水)の米FOMC終了後の政策金利発表、その後のパウエルFRB議長会見、そして5日(金)の米雇用統計です。
2日(火)から3日(水)にかけてアメリカの金融政策決定会合にあたるFOMCが開かれ、日本時間の4日(木)午前3時に政策金利発表、続いて午前3時半よりパウエルFRB議長の会見が行われます。市場予想では今回の会合で0.25%の利上げが見込まれており、これが最後の利上げとなって年内に利下げに向かうとの見方が広がっています。アメリカでは今週米地銀ファースト・リパブリック・バンクの株価暴落を受けて金融不安が再燃しており、こうした状況についてパウエル議長がどのような見解を示すかにも注目が集まります。
また、5日(金)には米雇用統計が発表されます。米雇用統計は最も注目度の高い指標とされ、特に非農業部門雇用者数は米国の雇用情勢を見極める上で重要なデータとして注目されます。金融不安の再燃でアメリカの景気悪化が懸念される中、米雇用統計が弱い結果となればドル売り圧力が強まることが予想されます。
そのほか、来週はFOMCに先立って米4月ISM製造業景況指数や4月ADP雇用統計の発表も予定されており、FOMCの結果を見通す上でこれらの指標にも注目が集まります。FOMC、雇用統計とアメリカの重要イベントが続く来週はドル円相場が大きく動く可能性があり、急な変動に警戒が必要となりそうです。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。