
午前の為替予想は… ドル/円、ドル軟調でも下値堅い 日銀利上げは円高材料にあらずとの見方
作成日時 :2026年6月16日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田 卓也
ドル円予想レンジ
159.500-161.300円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%上昇。米国とイランが戦争終結に向けた覚書の交付に合意したことを受けドルが下落したものの、円はそれ以上に軟調だった。合意が伝わった早朝には有事のドル買いが巻き戻されて159.70円台に下落する場面もあったが、世界的に株価が大幅高となる中、NYタイム終盤には160.39円前後まで反発した。日銀は本日、追加利上げに踏み切ることが確実視されているが、昨日の動きを見る限り、市場は日銀の利上げが円高材料にはならないと見ているようだ。病欠する植田総裁の代行として記者会見に臨む内田副総裁が、今後の利上げについて踏み込んだ発言を行う公算は小さいとの見方も根強い。仮に市場が「ハト派利上げ」と受け止めれば、一段と円安が進む可能性があろう。もっとも、日銀の利上げ後に円安が進めば円買い介入への警戒感が一段と高まりそうだ。今年1月には金融政策決定会合の直後に介入の準備段階である「レートチェック」が日米協調で行われたほか、4月会合の2日後には実際に円買い介入が発動された経緯がある。ドル/円は4月に付けた年初来高値の160.73円前後を上抜ければ、先高観(円の先安観)が一層高まるが、同時に介入警戒感も高まると見られることから値動きが不安定化しそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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