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豪ドル/円 今日の見通し「NZのCPIが予想よりも鈍化していた!豪ドルへの影響は?」2023/4/20

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場は反落。英国のCPIが10%台の伸びを維持したことで、米インフレも高止まりする可能性が意識された。終値は前日比-1.70ドルの1バレル=79.16ドル(4月19日)。

・豪3月雇用統計が発表され、雇用者数は市場予想(2万人増)を上回る5.30万人の増加だった。失業率は3.5%、労働参加率は66.7%となった(4月13日)。

・4月4日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利を3.60%で据え置きとした。声明は前月から比べるとハト派的な印象となった。

・3月29日に発表された、豪2月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+6.8%となり、前月(+7.4%)からインフレは鈍化した。

今日のメインシナリオは

NZのCPIが予想よりも鈍化していた!豪ドルへの影響は?

本日は豪州にて主要な経済指標の発表はない。今朝方、隣国のニュージーランド(NZ)の1-3月期CPIが発表された。結果は前年比+6.7%となり、予想や前回(+6.9%、+7.2%)を下回った。NZのインフレ鈍化は同じオセアニアの豪州のインフレ鈍化期待を高めることになりそうだ。もっとも、豪州とNZは政策金利(豪3.60%、NZ5.25%)が違う上に、中央銀行の金融政策の方向性も違う。RBAは「急激かつ大幅に上昇させた金利が経済に与える影響を見極める」と様子見姿勢に転じた一方で、NZ準備銀行(RBNZ)はインフレ退治が第一と強気の姿勢を崩していない。NZの1-3月期CPIが豪ドルに与える影響は限定的となりそうだ。

欧米に目を向けると、昨日発表された英国の3月CPIが予想を上回りインフレ高止まりを示した。この結果を受けて、米国のインフレ高止まりへの警戒感が再燃している。本日発表される米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などで、景気後退を示す結果が出れば、インフレ高止まりによる利上げ継続懸念に、米景気後退懸念も加わるため、資源国通貨である豪ドルには売り圧力がかかりそうだ。

豪ドル/円は日銀が4月の金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正を見送るとの見方が強まっているため、下値は限定的になりそうだ。

この先の個別相場変動

■米国の経済指標が米景気の鈍化を示唆
⇒米株価指数が下落
⇒豪ドルは資源国通貨
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

21:30 米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
FRB高官の発言
米国株価動向

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは曇り空に雨がぱらつく。5時に豪ドル/円のストキャスティクスとRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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    • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
    • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
    • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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