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ドル/円、132円台で下げ渋り まもなく米3月小売売上高の発表

ドル/円、米3月PPIの結果を受け132円前半へ下落

13日のドル/円は、133円台の上値が重く、弱含む展開となりました。
東京市場では、132.90円-133.40円のレンジ推移となり方向感のない値動きとなっていました。米3月生産者物価指数(PPI)の発表待ちムードで欧州勢参入後もトレンドは出ずレンジ内での動きとなっています。

米3月PPIは、前月比-0.5%と予想(±0.0%)に反して低下。前年比は+2.7%と予想(+3.0%)を下回り前月(+4.9%)から大幅に鈍化する結果となりました。12日に発表された米3月消費者物価指数(CPI)に続きPPIも鈍化したことで、米利上げ打ち止め観測が高まりドル売りが強まりました。ドル/円は、132.02円前後まで下値を拡大しています。その後は、132.80円前後まで戻りを見せるも上値が重く再び反落しています。

ドル/円、132円台で下値を探る 米3月小売売上高に注目

本日、東京市場のドル/円は、昨日のPPI発表後の弱気な流れを引き継ぎ、一時132.27円前後まで下落しました。しかし、その後は132.50円台まで戻りを見せるなど方向感のない値動きとなっています。

今夜は、米3月小売売上高に注目が集まります。今週発表されたインフレ統計が相次いでインフレ鈍化を示唆し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止観測が高まっています。そうした中で、米3月小売売上高が予想(前月比-0.4%)以上に減少するようだと米国の景気後退(リセッション)を巡る懸念から、利上げ停止観測がさらに高まりドル売りが強まりそうです。一方で増加した場合は、ドル買いで反応するも引き続き伸び悩む展開が考えられます。

なお、ドル/円をテクニカル分析で見ると、10、20、80日移動平均線が132円台で密集しておりサポートになっています。上値が重い状況ではありますが、底堅さもあり方向感のない展開が続いています。今週は132円-134円のレンジで推移しているため、上下どちらかにブレイクするまではレンジ相場が続きそうです。

この後の経済イベント

4/14(金)
21:30 カナダ2月製造業出荷
21:30 米3月小売売上高
21:30 米3月輸入物価指数
21:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
21:45 ウォラーFRB理事、講演
22:15 米3月鉱工業生産
22:15 米3月設備稼働率
23:00 米4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
23:00 米2月企業在庫
24:30 テンレイロ英MPC委員、講演
27:15 ナーゲル独連銀総裁、講演

今日の注目トピック

13日の注目トピックで取り上げた、大阪IR整備計画(カジノを含む統合型リゾート)について、本日、岸田総理が認定すると表明しました。この計画により国内外から多くの観光客を呼び込むことが期待され、地域活性化につながるとされています。また、2025年には大阪・関西万博が開催される予定です。このような大阪の動きによって、世界でも「OSAKA」が話題になっているのでしょう。大阪の魅力が世界中に広がることを期待し、今後の発展に注目したいと思います。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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