来週のドル円関連重要イベント
2月27日（月）からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。
2/27(月)：
【アメリカ】1月耐久財受注
【アメリカ】1月住宅販売保留指数
2/28(火)：
【日本】1月鉱工業生産・速報値
【アメリカ】12月ケース・シラー米住宅価格指数
【アメリカ】2月シカゴ購買部協会景気指数
【アメリカ】2月リッチモンド連銀製造業指数
【アメリカ】2月消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード）
3/1(水)：
【アメリカ】2月製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）
【アメリカ】2月ISM製造業景況指数
3/2(木)：
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
3/3(金)：
【日本】2月東京都区部消費者物価指数（CPI、生鮮食料品除く）
【日本】1月失業率
【日本】1月有効求人倍率
【アメリカ】2月サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）
【アメリカ】2月総合購買担当者景気指数（PMI、改定値）
【アメリカ】2月ISM非製造業景況指数（総合）
特に注目度が高いのは3月1日（水）発表の米2月ISM製造業景況指数、3日（金）発表の米2月ISM非製造業景況指数です。
ISM製造業景況指数は、全米供給管理協会（ISM）が全米の製造業約350社の購買担当者を対象に受注や在庫などの状況に関するアンケート調査を行い、景況感を示す指標として発表するものです。ISM非製造業景況指数の場合は、調査対象が非製造業となります。製造業・非製造業ともに、指数が50%を上回ると景気拡大、下回ると景気後退を示すとされます。
今月初めに発表された米1月雇用統計をはじめ、直近の米経済指標は強い結果が続いていることから、市場ではアメリカのインフレ収束には長い期間を要し、米FRBによる利上げが長期化するとの観測が広がっています。来週の指標でもアメリカのインフレの根強さが示される結果となれば、利上げ長期化を見込んだドル買いが強まることが予想されます。
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