目次
- ▼今日の豪ドル トレードシナリオ
- 豪ドルトレードをする上で確認しておきたい、ここまでの相場
- 今日の豪ドルトレード メインシナリオ
- この先想定できる相場変動シナリオ
- 豪ドル円 最新チャート分析
- 今後、豪ドルに影響を与えそうな注目経済指標・イベント
- 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」の分析結果
- 「短期トレード 速攻チャージ 豪ドル」について
今日の豪ドル トレードシナリオ
豪ドルトレードをする上で確認しておきたい、ここまでの相場
・NY原油市場は米国が祝日だったため通常取引は休場。時間外では1バレル=76.12-77.51ドルでの取引となった(2月20日)。
・2月7日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を3.35%とした。今後の利上げに関しては、「今後数カ月にわたって金利をさらに引き上げる必要がある」とややタカ派的となった。
・豪1月雇用統計は、雇用者数は市場予想(2万人増)に反して1.15万人の減少となったほか、前月分も2万人減に下方修正された。失業率は3.7%、労働参加率は66.5%とともに前月から悪化した(2月16日)。
・豪10-12月期消費者物価指数(CPI)は前年比+7.8%と予想(+7.6%)や前期(+7.3%)から上振れ。12月月次CPIは前年比+8.4%で、前月(+7.3%)からインフレは加速(1月25日)。
今日の豪ドルトレード メインシナリオ
欧米PMIに注目!景気改善の期待が高まれば…?
本日は2月7日に開催されたRBA理事会の議事要旨が公表される。RBA声明では「今後数カ月にわたって金利をさらに引き上げる必要がある」という文言が新たに加わっていた。ロウ総裁は17日の議会証言でも同様の発言をしている。これらを受けて、市場では年内にあと3回はRBAが利上げを実施することを織り込んでいる。RBA議事要旨が市場の織り込み度合いをさらに高める内容となれば、豪ドルの支援材料となりそうだ。
他方で、本日はユーロ圏、英国、米国の2月のサービス業と製造業の購買担当者景気指数(PMI)が発表される。市場予想では各国(域)ともに前月から改善するとみている。PMIは景気を判断する先行指数として注目されている。そのなかでも米国のPMIが大幅に改善を示せば、米国の景気改善を期待して米株価指数を中心に株価が上昇。リスクマインドに敏感な豪ドルにとっても買い材料となりそうだ。
この先想定できる相場変動シナリオ
■米2月サービス業/製造業PMIが前月から予想以上の改善を示す
⇒米国の景気回復期待が高まる
⇒米国株価指数をはじめ株価上昇
⇒資源国通貨の豪ドルは買われる
豪ドル円 最新チャート分析
今後、豪ドルに影響を与えそうな注目経済指標・イベント
欧米の2月PMI
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」の分析結果
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに雨。7時に豪ドル/円のRSIで売りシグナルが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
「短期トレード 速攻チャージ 豪ドル」について
豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、FX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
Twitterで日々、マーケット情報を発信中です
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。