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ドル/円 上側の視界が開けるか・・・

今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  ドル/円 上側の視界が開けるか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の金曜日の長い下ヒゲの出現が上方への価格移動を暗示していたのでしょうか、週初から陽線の出現が続き堅調な動きとなりました。火曜日の時点で2月上旬の戻り高値を更新し、その後も売り方の買い戻しが継続しています。金曜日には135円台まで突入しましたが、さすがにこれはやり過ぎ・・・ということで、少し戻して134円台での越週となっています。
移動平均線は、長期が下落する一方で短期・中期の上昇が目立ちます。実体線は短期・中期の移動平均線の上側を這うような形で推移していて、いよいよ長期の移動平均線との攻防を迎える形となっています。MACDも上伸を続けていて、ようやくゼロライン越えを果たしています。若干ですが買い方有利の展開に転じようとしているように思います。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。長期の移動平均線が上側に控えていますが、それ以上に短期・中期の移動平均線の上伸の勢いが実体線を支えるような気がするのです。中期の移動平均線が上向きに舵取りを変えてからまだそれほど時間が経過していないことを考えると、上昇トレンドに入ったとすればまだ若い相場と考えられるのではないでしょうか。妙に弱気になる必要はないような気がしています。


その他 通貨ペア分析


■ ユーロ/円 下値不安はかなり小さくなったか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。月曜日の陽線で上方への価格移動の足掛かりを作り、火曜日の陽線で2月6日の戻り高値をあっさり更新しました。その後は下押し局面では売り方の買い戻しが相次ぎ週央以降は高い位置をキープ、週末も週間の高値を更新する形での越週となっています。
今週は、買い先行スタンスで臨みたいところです。長期の移動平均線は引き続き下落基調を辿りますが、上昇を続ける中期の移動平均線とのゴールデンクロスが見込まれていますし、実体線が値持ちすれば長期の移動平均線も徐々に横ばいから上昇傾向に舵取りを変えてくることが予想されます。実体線が長い時間をかけて12月20日の陰線をカバーしようとする意欲そのものを感じることができますので、下側のリスクはそれほど大きくないような気がします。

■ ポンド/円 中期の移動平均線に支えられれば・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、火曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は4円弱ですが、月曜日に安値を付けて火曜日に高値を付けたということで、週央以降はそれほど大きな動きを見せなかったということになります。ただ、週末の終値のレベルそのものは高い位置をキープしていますし、四本値がいずれも前週末比で大きく上昇している点を考えると、売り方の焦りが若干感じられるような気がしなくもありません。
今週は、売り買いどちらという観点でいうと、やはり買い先行スタンスで臨みたい気がします。取引価格帯自体が上側へ推移しつつあり、1月下旬の戻り高値を完全にカバーした点は買い方を支援する材料と考えてよいと思います。また、先週の高値を越えてくるようだと、それは同時に実体線が長期の移動平均線との攻防を迎える形になり、売り方の焦りが断続的に持ち込まれる可能性も高まるような気がします。

■ オージー/円 下値不安は小さくなったが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、火曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた値動きは2円強でしたが、その2円強を全て月曜と火曜の連続陽線で実現してしまっていて、水曜日以降は概ね火曜日の陽線をカバーする動きとなりました。チャートの形状としてはポンド円に近くて、上伸の勢いはあるものの一気に買い進むわけではなく、一旦停滞していると言った感じでしょうか。
今週は、気持ち買いスタンス先行で攻めてみたい感じがします。先週月曜日・火曜日の連続陽線の勢いが残っているとすれば、実体線が先週の高値を越えてくる可能性も十分高いと考えられます。実体線が中期・長期の移動平均線の上方で推移を続けることは売り方にとってガマンの時代を意味することになりますし、実体線が安定すればするほど、売り方の買い戻しに発展する可能性が高くなるような気がします。

■ ユーロ/ドル 下値模索の可能性は低いのかも・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先週火曜日の戻り高値は中期の移動平均線に頭を抑えられ、一方、週末にかけての下値模索の動きは長期の移動平均線で跳ね返され、総じて見ると金曜日の長い下ヒゲで反発したと考えることができます。実体線は穏やかな動きを継続していて、今のところ売り買いをハッキリ印象付ける動きは見せていません。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週金曜日の下ヒゲを無視するわけにはいきませんが、MACDがゼロライン割れを実現していたり、実体線の取引価格帯そのものが徐々に下側へ推移していたりする点を考えると、能天気に買いスタンスを取るわけにもいかないと思います。先週金曜日の下ヒゲを容易に攻めるようであれば気持ち売りスタンス、戻すようなら見送りが賢明かもしれませんね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。